シンガポールのビジネス情報サイト AsiaX表紙の人TOP柴田 秀樹さん

表紙の人

Vol.250

2014年1月20日

柴田 秀樹さん

株式会社千葉銀行シンガポール駐在員事務所・所長。

asiax (28)千葉県出身。新日本製鐵株式会社(現在の新日鐵住金)の製鉄所がある君津市に育つ。住民の多くが同社に関連している「企業城下町」とも言える地域社会で暮らしたためか、自分が育った場所をより住みやすいところにしたい、地元の役に立ちたいという思いが強かった。

慶應義塾大学商学部に入学し、ゼミでは計量経済学を専攻。卒業後は、地元経済の発展に貢献できるとの思いから千葉銀行に入行。約9年間、法人営業に徹し、更に約9年間は職員の採用や研修業務に従事。その後、海外業務企画セクションに異動となりアジアビジネスを担当した。顧客のアジア進出支援を拡充するべく、現地金融機関との提携や拠点戦略立案などに日々没頭する中、シンガポールへの赴任が決まる。2013年2月に来星し、東南アジアに進出する地元取引先企業の支援を行うため、現地でのより正確な情報収集を行い、企画立案に結び付けている。
仕事に対するモットーは、頭の中で考えを巡らせるだけでなく、実際に自分の目で見て、聞いて、やってみること。企画を考える際には、現地まで足を運んで調べるというスタイルを貫いてきた。そうすることで得た情報は、自分自身を納得させ、確信へと導くだけでなく、新たな発見をももたらしたと言う。
日本にいたころは、地元の酒を愛し、上司や同僚たちと房総の新鮮な魚を求めて良く飲みに行っていたという。今では、千葉の日本酒や食品をシンガポールで広める活動にも取り組んでいる。「千葉産の美味しいものをシンガポールの人達にも食べてもらいたい」との思いで、地方銀行共催の食品商談会の開催や地方自治体による農産物等の輸出支援を行う。これらの活動も、地元企業や自治体の発展に少しでも役立ちたいとの信念が根底にある。「当地に拠点を構えている地方銀行の皆さんも同じ思いで頑張っています。地方が元気になれば日本経済全体の活力にも繋がります」。熱く語るそのまなざしの先には、繁栄する千葉県と日本の姿がある。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.250(2014年01月20日発行)」に掲載されたものです。

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