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企業紹介

2006年7月17日

水処理のベンチャー企業シンガポールにアジア本社設立へ

アクアグリーンシステム株式会社

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地球全体の人口増加、またBRICSのような大国の工業化が急速に進む中、全世界での総需要エネルギーの増大、また、それに伴う環境破壊問題は今日、極めて重大な問題となっている。このような中、今回は、水資源の有効活用・処理の技術、コンサルティング力を武器に、企業にコスト削減を提案し急成長中のベンチャー企業、アクアグリーンシステム株式会社にスポットを当てる。同社は今般シンガポールにアジア本社設立する予定で準備中。木村社長に今後の戦略等についてお話を伺った。

 

 

水処理の救世主・アクアグリーンシステム

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アクアグリーンシステム(本部:東京小金井市)の社長である木村太氏は、もともと水処理技術ではトップの日系メーカーで技術者として働きながら、長野県の工業化アドバイザー等も勤めていた。しかし一念発起、2001年に独立し同社を立ち上げた。同社は、企業の工場の排水処理に関する技術コンサルタントからスタートし、主に工場排水のリサイクル技術を武器に、企業にコスト削減の提案を行い成長してきた。現在では日本の一流上場企業や、某世界の超トップメーカーのコンサルタントも勤める等、ベンチャー企業ながら、技術、実績とも抜群。水処理については、トップ技術を有する知られざる優良企業なのである。

 

 

アクアグリーンシステムの技術

同社は、総合水処理メーカーとしての全ての技術を保有しており、井水膜処理、ミネラルウォータープラント、用水処理システム、純水システム、RO(逆浸透膜)システム、MF(精密膜濾過)システム、廃水リサイクルシステム、廃水処理プラントの設計・施工が可能。特にシンガポールおよび東南アジア・中近東で今後大きな市場となると思われる海水淡水化については、デサリネーション(蒸留装置)のトップメーカーの元技術部長を顧問に迎え、既に、日本でも大手エンジニアリングメーカーの設計も行っている等の実績もある。また、廃水処理システムについてもエマルジョン化・微細気泡の技術で、日本国内で200件以上の納入実績がある。この技術は、排水処理本体部を1/3の大きさにすることが可能という。

 

 

アクアグリーンシステム株式会社が開発したエマルジョンミキシングシステム(高効率廃水前処理装置)は新開発の技術を核に、様々なバリエーションを用意して従来にない高効率な汚濁負荷軽減を可能にしました。(特許1件・出願中2件)
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本システムの採用により、有機性廃水特有の後処理(生物処理等)のトラブルが無くなると共に、汚濁負荷の低減により余剰汚泥も大幅に減少する結果となります。
※国土交通省熱技術情報システム(NET13)登録NO.KT-990406
※1年間以上汚澱処理コストゼロの実証プラント稼働中(千葉県・見学可能です)

シンガポールの水事情

ご承知の通り、シンガポールでは、水の大半をマレーシアから輸入している。もちろん同国との友好関係は良好ではあるが、外交上、先方に切り札を持たれているのも確か。それがあってかどうかは定かではないが、シンガポールでは最近、排水処理に関して規制強化が行われる見通しで、これにより各工場は排水処理施設の増設や新設を余儀なくされる所も出てくる。また同国では、海水の淡水化プロジェクトにも力を入れており、実は、水処理は当地ではホットな話題なのである。

 

 

アクアグリーンシステムのアジア進出戦略

このようなシンガポールの水事情、また今回は、取引先からの依頼もあり、同社はシンガポールへの進出を決意、現在、現地法人設立準備の真っ只中である。このあたりが、なんとも急成長のベンチャーらしい所でもあるのだが、同社ではシンガポール・日本共同での水処理プロジェクトチームを立ち上げたいとのこと。同社の水処理技術に関して、出し惜しみなく、ローカル企業宛に技術供与を行うことによって、シンガポール全体の水処理技術のレベルを高め、同国の技術発展に貢献するばかりでなく、当地を足がかりとして、アジア全域にサービスを広げ、地球の環境問題に貢献したいと木村社長。「そんなに簡単に技術供与して良いのか。」との問いには、「当社はさらに高い技術レベルを目指す」と自信満々。この辺り、現在の活躍の理由が垣間見られる。

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