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第17回 オフラインデータベースを Facebookにアップしてターゲット化

 今回は自社内でお持ちの顧客情報のデータベースをFacebook内でフルに活用する方法を説明します。既存のお客様や購入リスト等のデータベースをお持ちの企業も多いかと思います。データベースといっても難しく考える必要はありません。Facebookが確実に特定するのに必要な情報は主にEメールアドレスか携帯電話番号です。このどちらかがお持ちのデータベースに入っていればそれをFacebook にアップロードすることで同じEメールアドレスまたは電話番号をFacebookに登録している方々を特定することできます。既存顧客のみなさんに対して特典情報を発信したりする際には有効なターゲティング方法ですので是非やってみて下さい。

 

 実際にどのようにアップロードするのかを説明します。まずは広告マネージャーを開きます。左上段Facebookのロゴマーク横の三本線をクリック。その中からオーディエンスをクリック。その後開いた画面の青色のアイコン“オーディエンスを作成”をクリック。その中からカスタムオーディエンスを選択します。ポップアップが立ち上がりますので最上段のカスタマーファイルを選択してください。カスタマーファイル画面の中から“既存のファイルから顧客を追加するかデータを貼り付けて下さい”を選択。追加の方法は2種類あります。一つはお持ちのデータベースがCSVファイルの場合にはそのままファイルをアップロード可能です。顧客情報をエクセル等で管理されている場合は必要なEメールアドレスや携帯番号をコピー&ペーストで貼り付けてアップして下さい。“次へ”を選択するとアップロードが完了します。

 

 その後、Facebookが同じ情報をFacebook内に所持している方々と自動で照らし合わせます。照らし合わせ完了に約1時間程度必要としますので少し時間を置いてから再び広告マネージャーのオーディエンスをクリックして確認して下さい。

 

 個人情報保護の観点からアップロードしたデータベース内のどの方が認識できたのかなどの情報は開示されませんが、アップロードした中から何名の方が認識できたのかという数が表示されます。この作成されたターゲットは次回の投稿に対しての広告やその他の Facebook広告を出稿する際のターゲットとして選択することができます。

 

 注)今回説明の手法は個人の広告アカウントからアップすることはできなくなりました。ビジネスマネージャーと紐付ける事でアップできますので、指示に従ってビジネスマネージャーを作成してアップして下さい。

 

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