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芸能、芸術インタビュー

2017年11月24日

【アーティスト】スガ シカオさん(インタビュー動画あり)

新しいことだらけ、挑戦だらけのデビュー20周年、初のシンガポールLIVEはぜんぶ盛りの、いわゆる“スガベスト盤”です


 
 どれだけのヒット曲があっても、スガ シカオさんには“ベテラン”という形容が似合わない。「長い間音楽をやっていても、どこも通過点の1個でしかない。『あそこ良かったね』といわれても、そこに戻る気ないし、おんなじの作る気ないんだよね」。かつてインタビューで語った言葉が象徴するように、デビュー時から音楽的な変化や進化を繰り返しては予定調和にはまらない境地を探求してきた。初のアジアツアー「Asia Circuit 2017」で来星したスガさんに、シンガポール公演の抱負と自身の音楽について聞いた。
 

目次

Profile


 
 東京生まれ。30歳でメジャーデビュー。初期の代表的シングル「黄金の月」、SMAPへの提供曲「夜空ノムコウ」、NHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」の主題歌「Progress」など数多くのヒット曲を世に送り出してきた。作家・村上春樹氏とは互いをファンと公言する間柄で、小説『アフターダーク』にスガ氏の楽曲「バクダン・ジュース」が引用され、昨年発表したアルバム『THE LAST』の解説文を村上氏が執筆したことも話題に。最新シングル「ハッピーストライク」「雨ノチ晴レ」も好評配信中。
 

初のアジアツアーが12月8日(金)、いよいよシンガポールからスタートします。まず、シンガポールにどんな印象を持っていたのか教えてください。

 シンガポールでLIVEをやった友人のアーティストたちは、みんな口をそろえて『また行きたい!』と話していました。それを聞いていたので、とても楽しみにしていました。

 

デビュー20周年記念に自ら主催した『スガフェス!~20年に一度のミラクルフェス~』は、さまざまなアーティストとのセッションなどホスト役に徹しながらのお祭りのようなフェスだったとか。シンガポール公演はどんなプログラムになりますか?

 とにかく初めてのアジアツアーになるので、代表曲やカバー曲などを織り交ぜて、スガ シカオBEST盤みたいなライブにするつもりです。バンドでの演奏のほかにも、弾き語りやアコースティックアレンジも織り交ぜた、ぜんぶ盛りの構成になると思います。

 

初の海外ライブとなったロンドン公演(2009年)では会場がわき、ライブの様子が地元メディアでも大きく取り上げられたと聞いています。海外ツアーを行う面白さと難しさについて教えてください。

 ロンドン公演のときには遠くフランスからわざわざ観にきてくれたファンもいて、「言葉は通じなくても音楽でつながっている」っていう実感を、すごく感じることができました。ただ、ぼくの重要な要素である「歌詞」を理解してもらえないという難点があるので、電光掲示板で歌詞の英訳を流したりしました。

 

音楽を“生業”にしたきっかけは何ですか?また、デビューしてちょうど20年、アマチュア時代を含めればそれ以上の年月、音楽はスガさんを魅了し続けています。スガさんにとって音楽とはどんな存在なのでしょう?

 5年間くらい会社員をしていて、どうしても(ミュージシャンへの)夢をあきらめきれずに退社したのがはじまりでした。音楽は、“言うことを聞かないライバル”みたいな感じです。昔からずっと格闘し続けてきて、いまだに決着がつきません。きっとこれからも戦いは続きますが、たまーに最高のご褒美がもらえます(笑)。

 

 

歌詞にしても旋律にしても、ものづくりの源にはモチベーションやインスピレーションが必要だと思いますが、持続させるために大切にしていることはありますか?さらに、どんな瞬間に歌詞を思いつくのでしょうか?

 好奇心です。ぼくは今でも年間40~50本ライブを観に行くし、たくさんのCDも買います。「カッコいいものをもっと知りたい」「もっと感動したい」……それが源です。
ちなみに、歌詞は絶対にひと晩で書きますね。長く時間がかかった歌詞はあまり良くない。だから、イメージをつかめた瞬間に一気に書く、芸術は爆発!(笑)

 

デビュー20周年の今年、約2万人を動員した『スガフェス!』の開催や俳優デビュー、さらに初のアジアツアーと、今この瞬間も新しいことに挑戦し続けているスガさんにとって年齢とは単なる記号、それとも通過点みたいなものでしょうか?

 年齢は「社会の定規」くらいに考えています。ぼくのアーティスト活動は、社会的な年齢とはあまり関係がないので、年齢的に無理に思えるトライでも気にせずできます。初恋の歌も書くし、髪の毛も金髪だし、(ある意味)大学生みたいな毎日です……(笑)。

 

 

ライブを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

 生の音楽はものすごいパワーを持っています。CDとは全く違うエナジーが満ちています。アジア圏でのLIVEは初めてですが、20年頑張ってきたスキルを最大限いかして、最高のステージにしたいですね!「明日への何か」を、必ず感じてもらえるライブなので、ぜひ踊りに来てください!

 

 

スガ シカオさんに9つの質問

 何でもご飯にかける「かけすぎ部」部長などユニークな素顔でも知られるスガさんにちょっと質問。ニヒルな雰囲気や独特の詩世界とはまた違うホンネの数々……。

 

今、ハマっているもの

 鎌倉散策

最近、もっとも心が震えたこと

 スガフェス!のエンディングでみた景色

苦手なもの

 電話(かけるのもとるのも苦手)

影響を受けたミュージシャン

 プリンス

UFOはいますか?

 います。見たことあります!

スガ シカオの原点

 東京の下町風情、浅草、隅田川、三社祭

2018年に挑戦したいこと

 海外でのLIVE活動

“10年後の今日”は何をしている?

 ギターの練習かな……

シンガポールでこれだけはやりたい

 チリクラブを絶対食べたい!

 

スガシカオ シンガポール公演
日時: 2017/12/8(金)  開場 19:00(開演 20:00)
場所: Zepp@Bigbox Singapore 1Venture Avenue, Singapore 608521
チケット問い合わせ:contact@sozo.sg (SOZO Pte. Ltd.)
http://www.apactix.com/events/detail/suga-shikao-2017

 

スガシカオさんのライブチケットを読者20名、サイン色紙を読者1名にプレゼント
【応募方法】Eメールで次の①~③について回答のうえ、件名を「スガ シカオ氏チケットプレゼント」もしくは「スガ シカオ氏色紙プレゼント」としてお送りください。メール送信先: lucky@mediajapan.sg
①氏名(日本語・英語)
②携帯電話番号
③AsiaXで今後企画して欲しい企画など(複数可)
【応募締切】
チケットプレゼント: 2017年12月4日(月)
サイン色紙プレゼント: 2017年12月31日(日)
※応募は1名につきチケットと色紙どちらか1通のみ(複数応募の場合は無効)。お送りいただいた個人情報は、抽選およびプレゼント発送にのみ使用します(応募をもってご了承いただいたものとします)。当選の発表はEメールでの通知をもって代えさせていただきます。

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