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シンガポール成長企業レポート

2016年12月5日

大阪ガス(OSAKA GAS SINGAPORE PTE. LTD.)

タイとインドネシアの3ヵ国に展開省エネやCO2削減技術などにニーズ
2013年、シンガポールに100%出資の子会社OSAKAGAS SINGAPOREPTE.LTD.(OGS)を設立した大阪ガス。ガスの小売りなどを手がける現地企業City Gas Pte Ltdとの合弁企業を通じ、シンガポールで産業用顧客向け天然ガス販売事業をスタートした後、2013年以降、OGSを通じてタイに燃料転換サービスなどを手がける現地法人3社を設立。さらに、今年10月にはインドネシアに駐在員事務所を設置しており、天然ガスに関する技術力を軸に、東南アジアで事業を拡大している。
「政情の安定しているシンガポールで、海外事業の第一歩を踏み出しました。ただしシンガポールは国土が狭く、産業用ガスを利用する企業の数も限られています。こうした中、さらなる事業拡大に向けタイにも拠点を設立し、天然ガスのユーザーを増やすべく取り組みを進めてきました」。事業拡大の背景について、OGSのCEOである米田哲二氏はこう話す。
同社のエネルギーサービス事業の強みとして挙げられるのが、1980年代から日本国内で培ってきた、産業用ガスの販売ノウハウおよび、燃料転換や省エネ、コージェネレーション(熱電併給)等に関する技術だ。東南アジアには日系企業も多く、これらの技術へのニーズも高まっているという。「当社はこれまで、天然ガスを安全かつ安価で使うための技術開発を進めてきました。こうした分野で技術を提供できるプレーヤーは、これまで東南アジアにはあまりありませんでした。また最近では、日系企業の工場が日本本社からCO2の排出量を減らすよう指示を受けるといったことも多く、当社の技術を生かすことができます」。
ガスや省エネ技術などへのニーズは国によって違いがあり、シンガポールおよびタイでは、省エネなど工場のランニングコスト削減につながる技術が求められることが多いという。インドネシアでは電力不足を背景に、ガスを燃料とする発電機への需要が見込まれるとの見方だ。

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米田  哲二  さん

 

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