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日本で人気の脱毛専門サロン、海外3都市目にシンガポール出店

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日本で創業21年の歴史を持つ女性専門の脱毛サロン、銀座カラーが今年5月、プラザシンガプーラ4階にオープンした。以前から銀座カラーを知るシンガポール在住の日本人女性も多い中、現在の顧客比率は地元客が60%を占め、早くもシンガポールに根付きつつある。

 

シンガポールでは、脱毛はワックスで行うのが主流だが、銀座カラーでは特殊な光によるIPL(Intense Pulse Light)脱毛を取り入れている。お客様が来店した際は、IPL脱毛の特徴や銀座カラーの肌ケアサービスについて説明することで、安心してもらうことが必要だとジェネラルマネジャーの吉見充生(よしみ みつき)さんは話す。

 

「IPL脱毛は痛みが少なく、短時間で終わるのが特徴です。両ワキであれば10分程度で施術が終了します。また、脱毛前には銀座カラーオリジナルのローションをお肌に塗布。さらっとしたつけ心地でお肌に潤いを与え、脱毛時の痛みを和らげます。そして、脱毛後は、保湿マシンを使ってヒアルロン酸をはじめとする6種類の美肌栄養成分をお肌にミストシャワー。脱毛後のお肌の火照りを鎮め、潤いの効果を持続させます。脱毛しながら同時に肌ケアすることは、他店にはないサービスです」。

 

脱毛機や保湿マシンは、銀座カラーのオリジナル製品。最大限の脱毛効果を発揮する一方、お肌への負担を最小限に抑えるための微妙な調節ができるようになっている。

シンガポールの店舗は、海外で3都市目となる。2012年に上海、2013年に香港に進出。現在は上海で3店舗、香港で3店舗を展開する。

 

「日本同等のクオリティのサービスを海外でも実践することで、お客様の信頼を得られると思います。スタッフにはお肌に関するスペシャリストとして、向上心を持って働くように言っています」。

 

多民族国家でさまざまな肌質の顧客が利用

海外戦略の拠点にふさわしいシンガポール

すでに海外展開を果たしている銀座カラーだが、シンガポール進出にはこれまでの都市とは違う意味を持つ。

 

「これまで中華圏で展開してきた中で、シンガポールは銀座カラーにとって初の英語公用語の国であり、気候は1年中温暖です。また、多民族国家であり、いろいろな肌質のお客様に利用していただくことができます。シンガポールで更なるノウハウを蓄積し経験を積んでいくことが、マレーシアやインドネシアなど近隣諸国へ拡大する際に生きてくると考えています。海外戦略の拠点としてシンガポールは最適な場所だと思います。

 

シンガポールでは、今後5~6店舗の出店をめざしている。

 

「これからもお客様に安全・安心のトリートメントをお届けするため、プランをお客様にわかりやすく説明し、料金についても明朗であること。これが何よりも大切だと考えています。シンガポール在住の日本人女性の中には、強い日差しや水の違いなどによる肌荒れに悩む方もいらっしゃると思います。その際は、お気軽に当店に足を運んでください。当店のスペシャリストが相談にのりますよ」。