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「ホットヨガスタジオLAVA」海外第1号店シンガポール上陸

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日本で120店舗を展開する「ホットヨガスタジオLAVA」が5月、シンガポールのカトン地区にオープンする。LAVAは10年前に東京・渋谷にスタイリッシュで女性限定というコンセプトのホットヨガスタジオとしてオープンし、支持を集めてきた。運営会社であるVENTUREBANK SINGAPOREPTE LTDのエグゼクティブ・ダイレクター藤田智子さんによると、海外への出店の計画が持ち上がったのは約2年前。

 

「過去10年間日本で出店を続けていき、日本最大のヨガスタジオとしてビジネスが安定し、さらなる飛躍的な成長ストーリーを考えていました。LAVAには、ホットヨガを通して1人でも多くの人を幸せにするという理念があります。日本国内にとどまらず、海外で会社の理念を実現したいと思うのは当然のことでした」。

 

海外第1号店の候補地として挙がったのはシンガポールのほかに、アメリカ、ソウル、香港、台北。これら候補となる都市の視察を経て、シンガポールに決めたという。

 

「考慮した点は私たちのビジネスが受け入れられる市場であるかということ。そして不測の事態が起きた場合は、リスクが少なくて済むか。それぞれ現地に一定期間滞在し、いくつものヨガスタジオやフィットネス市場、日本から進出したサービスはもちろん現地の方の嗜好性や美容健康に対する関心度など、現地で生活しながらリサーチしました。結果、私たちLAVAが競合するホットヨガとの差別化ができるか、インストラクターなどスタッフ採用の難易度はどうか、外資系企業がビジネスをするにあたってのリスクなど、総合的に見て、シンガポールがベストという結論に至りました」。

 

毎日通いたくなるスタジオを目指して、初心者にも配慮したプログラム

すでに多くのヨガスタジオがあるシンガポールでLAVAはいかに差別化を図っていくのだうか。

 

「プログラムの内容が全く違います。LAVAのレッスンは、初心者の方でもヨガを好きになってもらいたい、毎日でもやりたいと思えるプログラムでありたい、という想いをベースに、今までの10年間の実績と研究を基に開発された完全オリジナルプログラムです。LAVAプログラムにはいくつかの特徴がありますが、最大の特徴は音楽を流しながらのレッスン。LAVAで使用する音楽は、ヨガのために開発した音楽で、集中力の持続やテンションを上げるのを助け、心身ともに深いリラックス状態に導く効果もあります。楽しみながらホットヨガを続けられる秘密がたくさんあるので、毎日1時間のホットヨガをして、体も心も美しく健康になっていただければと思います。」。

 

LAVAは日本では多くのスタジオが女性限定だが、現在は男女兼用のスタジオも増えつつある。シンガポールにおいても将来はユニセックスのスタジオの開設も検討しているという。

 

「シンガポールでは、今後5年で10店舗の展開をめざします」。