元プロ野球選手屋鋪 要氏
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AsiaX
- シンガポールでの少年野球教室の開催は2回目とのことですが、いかがですか?
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屋鋪
- シンガポールでこんなに野球をやっている子供たちがいるということに、驚きましたし嬉しいですね。日本では年40~50回ほど少年野球教室を開催していて全国各地を訪れていますが、海外での開催はシンガポールが初めてです。
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AsiaX
- 子供たちを指導される時に大事にされていることは。
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屋鋪
- 「基本」ですね。子供のうちに正しい基本を覚えることがやはり大事です。子供たちに説明する際には、保護者の方にも声をかけて説明を一緒に聞いてもらうようにしています。保護者の方も野球のことを知った方がより楽しめると思うんです。また、知らずに間違ったことを子供に教えられている場合もあるので、正しいことを知ってもらうことも大事です。
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AsiaX
- 子供たちを指導される一番の楽しみは何でしょうか。
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屋鋪
- 子供の場合、ポイントを教えるとすぐにその成果が目に見えることが多いので面白いですね。小学生の多くはまだ力が弱くてボールが飛ばなかったりしますが、それでもホームランを打ちたいと思いっきりバットを振り回す方法を考えたりする。その気持ちはわかるんですが、まずは基本を身に付けて、今日子供たちにも話しましたが、ボールの芯を捉えてライナーを打つことを覚える方が大事なんです。
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AsiaX
- プロ野球選手として17年間活躍されましたが、子供の頃からプロを目指されていたのでしょうか。
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屋鋪
- プロは目指しているとなかなかなれなかったりするんですよね(笑)。野球を始めたのは小学校4年生で、野球が好きだった父親の影響でした。高校3年生の時にプロのスカウトが来るようになって、「もしかしたら、プロ野球選手になれるかもしれない」と思うようになりました。
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AsiaX
- 現役時代は特に走塁や守備での活躍ぶりが光っていましたが、走ることは元々得意だったのでしょうか。
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屋鋪
- 実は走るのはあまり好きではなかったんです。走るのってしんどいじゃないですか(笑)。足が速いのは天性のものが大きいでしょうね。プレーとしては打つ方が好きでした。打撃は難しいプレーです。でも、きれいに芯を捉えて打ち返せた時はやはり気持ち良いですね。
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AsiaX
- 最後に、シンガポールに住む日本人の方々へのメッセージをお願いします。
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屋鋪
- シンガポールにも日本人の方々がたくさんいて、毎回来るたびに暖かく歓迎して頂いて、まるで故郷に戻って来たような感覚を味わっています。せっかくシンガポールという国に住んでいらっしゃるので、ぜひ楽しんで良い経験をして頂きたいですね。