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企業IT・システム相談

2011年4月4日

Q.Windows 7 SP 1とはどんなものか?

Windows 7サービスパック1(SP1)正式リリース

今回のSP1は、Windows 7が最初にリリースされてからこれまでにリリースされた修正版の集大成。大きな新機能の追加は無い。パフォーマンスの改善もほとんど無い。ただし、Windows Updateでは提供されていないバグフィックスや、若干の機能追加が含まれるので、基本的には適用すべきだ。

 

Q.  SP1のリリースはどんなことを意味するのか?

一般的に、企業ではSP1がリリースされたら新しいOSへ置き換えを進めるべきだと言われている。Windows Vistaは例外だったが。SP1のリリースは、企業内でXPやVistaを使用しているPCをWindows 7へアップグレードすることを本格的に考える時期が来たということを意味する。

 

Q.  インストールする場合の注意点は?

ダウンロードしたファイルからインストールする場合、比較的大きなディスク上の空き領域が必要とされる。SSDと呼ばれる半導体ディスクを使用したノートPCでは空き領域が足りず、インストールできない場合もあり得る。ディスクスペースが少ない場合はWindows Updateを利用する。Windows Updateでは、状況によりSP1修正モジュールのダウンロードを含めインストールに1時間以上かかるケースがあり、余裕のある時間に行うこと。インストールする前にディスクのバックアップを取ることを勧める。

 

Q.  Windows 7にSP1を適応するには?

SP1を適応するPCが1台のみの場合は、Windows Updateを使用する。社内の複数のPCをアップグレードする場合は必要なファイルをMicrosoft のDownloadサイトからダウンロードする。なお、使用しているWindows 7が32ビット版か64ビット版かによってダウンロードするファイルが異なるので注意。

 

64ビット版 Windows 7 用

Windows6.1-KB947821-v10-x64.msu

(308MB)

windows6.1-KB976932-X64.exe

(925MB)

32ビット版 Windows 7用

Windows6.1-KB947821-v10-x86.msu

(101MB)

windows6.1-KB976932-X86.exe

(551MB)

 

スタートボタンを押して、表示されるスタートメニュー内のコンピュータを右クリックしプロパティを選択、表示されるシステム項目のシステムの種類が64ビットオペレーティングシステムとなっていれば64ビット版、32ビットオペレーティングシステムとなっていれば32ビット版だ。業者に依頼する場合は、アップグレードする前に現在のシステムディスクのイメージバックアップを取って置くように依頼する。アップグレードに失敗しても比較的短時間で元に戻すことができる。必要なファイルをダウンロードしたら、最初にKB947821を実行する。これはWindows7用のシステム更新準備ツールだ。

 

Q.  Windows XP 、Vistaは、Windows 7 にアップグレードすべきか?

Vistaは、Windows 7へアップグレードすべきだ。パフォーマンス、安定性とも大幅に改善される。XPはリリースされてからすでに10年経過した。XPのサポートは、2014年4月までとなっているが、今年3月14日に正式版がリリースされたInternet Explorer 9のようにXPをサポートしないソフトが今後増えていく。XPのWindows 7へのアップグレードも考慮すべきだ。XPは、使用しているPCの性能によってWindows 7へアップグレードするか、新しいPCへリプレースするか考える。PCがIntel Core 2 Duo 3GHz以上の性能を持つPCならばWindows 7へのアップグレードを行い、それ以下の場合は、新しいPCへのリプレースすることを当社では推奨している。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.186(2011年04月04日発行)」に掲載されたものです。
取材協力=Huminte Pte Ltd 川田 康廣
本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。

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