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2010年7月5日

Q.一番大きく変わった点は?

ユーザの意見を取り入れて改良されたOffice 2010登場

一番大きく変わったと言えるのは、その価格だ。かなりお手頃な値段となった。以下の価格はマイクロソフト直販サイトのものだ。量販店等ではもっと安く販売されている場合もあるだろう。

 

Office 2007 StandardOffice 2010 Home and Business
Word, Excel, PowerPoint, OutlookWord, Excel, PowerPoint, Outlook, OneNote
通常版 ¥55,440通常版 ¥36,540
アップグレード版 ¥29,400アップグレード版 ¥26,250

 

Q.  使い勝手で変わった点は?

 

Office 2007で、リボンインターフェースが導入された。リボンはツールバーのボタンをカテゴリに分け、メニューと合成したものだ。それまでのOfficeとは使い勝手が大きく変わったと感じさせる。Office 2010もOffice 2007のリボンインターフェースを継承している。Office 2007発売直後は、Windows Vista同様使いづらいと評判が悪かった。慣れればOffice 2003を使うよりも手早く見栄えの良い書類を作成できる。Office 2010では、Windows 7で取り入れられたユーザからのフィードバックを参考にする手法をOfficeにも適応し、より快適に作業を行えるように進化している。Office2007ファミリーの中にはVisio 2007(図面作成用ソフト)のように旧インターフェースを使用していたソフトもあった。Office2010では、すべてのオフィスファミリーでリボンユーザインターフェースが標準となった。

 

Q.  機能面で変わった点は?

旧OfficeからOffice 2007へ移行したユーザにとって、最大の問題はそれまで使い慣れた機能がどこにあるのか分からないということだった。Office 2010を使ってみた感じでは、より直感的に操作できるように配置されている。またカスタマイズできるので自分の好きなようにリボンを構成できる。簡単なコピー・ペーストでもライブプレビューや貼り付け形式の選択等より柔軟かつ的確に操作できるよう改善されている。写真、動画の編集機能も強化された。Photoshopがなくてもちょっとした画像編集が可能だ。Excelではsparklineとslicerと呼ばれる新機能も追加され、複数の人が同時に同じファイルを編集できるようになった。ファイル全体の操作をまとめて設定できるバックステージ ビューも便利だ。共同作業機能もより充実している。従来はSharePoint Serverが必要だったが、Windows Liveを利用しても行えるようになった。

 

Q.  アップグレードの条件は?

Office 2010へアップグレード可能な旧Officeは、Office 2000, Office XP(2002)、Office 2003、Office 2007だ。それ以前のバージョンではアップグレード版を利用できない。通常版を購入する必要がある。2009年7月でサポートが終了しているOffice 2000も対象になっているのはちょっと意外だ。

 

Q.  OneNoteってどんなソフト?

以前から存在していたが知らない人が多い。筆者自身も愛用しているが、情報をブック、セクション、ページと3次元的に管理できる。Office 2010スイートでは、すべてのエディションに含まれている。ぜひ使ってみて頂きたい。

 

Q.  これから勉強するには?

すべてのOfficeファミリーでリボンインターフェースが採用されている。このリボンインターフェースは会計ソフトや営業支援ソフト等の業務アプリケーションにも取り入れられつつある。新しいインターフェースに慣れるためにも最新版を学習しておくべきだろう。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.170(2010年07月05日発行)」に掲載されたものです。
取材協力=ヒューミント 川田康廣
本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。

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