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企業IT・システム相談

2007年10月1日

Q.出張先でもメールをチェックしたり、メッセージを送る必要があるのですが、エラーになってできないことがあります。自分でもできる対処法を教えて下さい。

どうしよう、繋がらない!メールが送れない!!

世界を股にかけて活躍するビジネスマンにとってEmailはなくてはならないツール。色々な国からEmailのやり取りができないというSOSの電話がこちらにもよく掛かってくる。トラブルに対処するためには、まず基本的なインターネットの仕組みを理解しておくことが大切だ。簡単にまとめてみよう。

 

  1. インターネットとは?
    インターネットは地球規模の情報ネットワークインフラ。情報の道路網みたいなものだ。その道路をパケットと呼ばれる情報を積んだトラックみたいなものが流れている。このインフラを利用してホームページを見たり、Emailのやり取りができるということだ。
  2. Internetに接続するためのクライアント側の装置とその役割
    ハブ(Hub)
    各PCをネットにまとめて接続するための装置
    ルータ(Router)
    ネットワークを流れる情報の交通整理をしてくれる装置モデム(Modem)
    電話回線上に流れるのはアナログ信号なのでデジタル信号とアナログ信号の相互変換をする装置

    モデムから送出された信号がプロバイダ側のサーバ上で処理され、相手先のメールサーバやWebサーバなどへ最終的に送り届けられる。

  3. IPアドレスとは
    インターネットに接続している各コンピュータあるいはルータ等のネットワーク装置に割り振られる識別番号。この番号が間違っているとインターネットを正常に使用することができない。この番号は覚えにくいので我々はドメイン名というものを使用する。たとえばasiax.bizというのがドメイン名であるが、実際にコンピュータ同士が使う識別番号は202.222.31.183である。asiax.bizからIPアドレスに変換してくれる電話帳みたいなコンピュータがDNS(Domain Name System)サーバーと呼ばれる。
    ルータを使用している場合、一般的に自分のPCのIPアドレスはルータから与えられる。IPアドレスは自分のLAN内で使用されるプライベートIPアドレスとインターネットの世界で使用されるグローバルIPアドレスがある。ルータを使用している接続ではルータのみがグローバルIPアドレスを持ち、ルータがローカルIPアドレスとの橋渡しをする。このときIPアドレスだけの情報ではWebサイトから帰ってきたページを正しくあなたのPCへ返すことはできない。 IPアドレスに加えてポート番号という情報を利用している。
  4. Internetの接続まで
    ルータを使用している場合、モデムとルータの電源を入れると、ルータがプロバイダと契約したときに取得したユーザ名とパスワードを使用してプロバイダのゲートウェイコンピュータにログオンする。ネット上にあるPCがネットに接続されるとルータはそのPCのIPアドレスを割り当てる。同じような環境であればホテル等でもネットに繋ぐだけでインターネットを使えるようになる。
    会社によっては社内LANで固定のIPアドレスを各PCにセットしてある場合もある。そのままの設定ではホテル等でインターネットを使用できない。また、Windows VistaではルータによってはうまくIPアドレスをゲットできない場合がある。
  5. 接続の確認
    接続がうまくいかない場合、いろいろな原因がある。LANのケーブルが繋がっていないとかワイヤレスの電源が入っていないなんてことも良くある。次はIPアドレスを疑ってみる。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.107(2007年10月01日発行)」に掲載されたものです。
取材協力=ヒューミント 川田康廣
本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。

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