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企業IT・システム相談

2005年12月15日

Q.スパムメール(迷惑メール)について対処法を教えてください。

スパムメール(迷惑メール)について

最近、日本で取得し利用しているメールアドレスだけではなく、シンガポールで取得したアドレスにもスパムメールが多く届くように見受けられます。スパムメールの被害は世界中で問題となっています。各国とも規制する法律を整備したり、各サービスプロバイダーは対応するツールを開発したりしておりますが、いたちごっこの状態が続いており、さらに被害は広がっております。

 

スパムメール(迷惑メール)とは?

スパムメール(SPAM)とは、その内容にかかわりなく受信者の歓迎する可能性やその嗜好を、事前に全く考慮せずに不特定多数へ送信する広告・宣伝メールをさします。 Webサイトによっては、サイト上で取得したメールアドレスを迷惑メール送信者に売ることもあり、また実際、迷惑メール送信者がメールアドレスを収集するためにWebサイトを立ち上げている場合もあります。また、多くの迷惑メール送信者は通常、それらのWebサイトからメールアドレスのリストを購入します。この多数の異なるメールを、可能な限りの宛先に送信しますが、受信したその迷惑メールを1件ずつ追跡し、送信者を限定していくことは困難です。

 

ではどうして迷惑メールを受信してしまうのか?

迷惑メール送信者は、製品やサービスを誰かが購入することを期待して一方的にEメールを送信します。これは自宅の郵便ポストに届くダイレクトメールと同じ概念です。しかし郵便を利用したダイレクトメールと比較しても、Eメールの送信にはコストがほとんどかからないこと、また発信作業もコンピュータを利用しているため容易であることから、たとえ送信内容に宣伝・広告された製品やサービスを実際に購入する人がごく少数であっても、何百万通のメールを送信することが可能なのです。

 

迷惑メールの対処方法

身に覚えのないメールを一件ずつ、確認しながら削除するにも数量と時間的に限界があります。また、スパムメールと一緒に添付ファイルとしてウィルスが送付されてきた場合、ファイルを開いてしまうとPC及びそのPCに接続する社内LANから全社的にウィルスが感染し、大きな被害を受ける場合もあります。メールアドレスを管理するサービスプロバイダーでは、各社対策ツールを提供したり、削除する対応等を実施していますし、また、自社でメールサーバを立ち上げている企業のご担当者は、IT企業へご相談され対策を実施したほうがよろしいかと思われます。

 

では、個人ではどのような対応をすればいいのか。

 

  1. 迷惑メール対策ツールの利用
    パソコン上のメールソフトを使用している場合には、メールソフトに標準装備されているフィルター機能などを有効利用する。また専用ソフトも安価で市販されている。
  2. 決して返信をしない
    返信することにより、迷惑メールの送信者たちに、あなたのメールアドレスが有効であることが明らか になってしまうため、より多くの迷惑メールに対して門戸を開放することになります。数日後には確実に迷惑メールが倍増するほどに増えることになります。
  3. 個人情報(クレジットカード番号、パスワードなど)の送付をできる限り避ける
    迷惑メールの送信者たちはクレジット会社や利用するWebサイト業者を勝手に名乗ってメールへの返信を要求することがあり、あなたのパスワードやクレジットカード番号をメールで送信してしまうと不正なカード決済で身に覚えのない請求が来ることになります。
  4. 「削除する」「購読しない」を選択する指示に、応じない
    迷惑メールのタイトルやメッセージ文のなかに「削除する」や「購読しない」を選択し、返信するように、という指示があっても、信頼ある内容と確認できない限り、決して従わない。購読をストップさせるどころか、あなたのメールアドレスが有効だと知り、それを利用したり、売るチャンスを得てしまうのです。特に迷惑メール内のWebサイトアドレス(URL)をクリックしないこと。

 

関連リンク

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.065(2005年12月19日発行)」に掲載されたものです。
取材協力=ASIAN PARTNERS
本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。

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