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2005年3月28日

システムの保守料金って? システムを導入しようとする際に、システム構築費はリーズナブルですがその後の保守料金がかなり高く見積もられました。内容もよくわからないのですが、なんとか安くならないものでしょうか?

システムの保守料金

システムを導入すると必ずと言って保守、サポート料金が見積りされます。高いとお考えになるのは分かりますが、リスクを考えると契約は必須とお答えします。ただし、保守の内容やサポートのオプションなどのサービスを選ぶことは出来るので検討してみてはいかがでしょうか。

保守料金と言っても、サービス内容はいろいろあります。

 

  1. ハードウェアの故障・トラブルに関するサポート
  2. ソフトウェアに関する機能・操作方法などのヘルプデスクサポート
  3. 業務を円滑に進めるための業務運用サポート
  4. システム管理・運用を常駐サポート者などが対応するシステム運用サポート
  5. 24時間/365日のシステム監視や迅速な一時対応保守サポート など

 


このような「保守サポート契約」はシステム運営においてとても重要です。

例えば、海外に進出する日系企業は、IT担当専任者がいる企業は一部の大企業を除いて、数多くありません。システムを導入するからといって新たに専任者を雇用しても、その技術スキルなどをすべて身に付けさせるには時間とお金はかかります。

 

また、特にソフトウェアの保守契約については、ソフトウェアをカスタマイズした場合や、企業にあわせて設定がなされている場合などでは、何か不明な点やトラブルが発生したとしても市販の参考書はありません。その意味ではベンダーのサポートの有無は、構築したシステムを使いこなし、システム導入の効果を図っていく上では、非常に重要となってきます。

 

という訳で、保守料金を安くしようとするのはなかなか難しいことです。またそこで安くしたために、トラブル時に高い代償を払うことになるかもしれません。ただし、最近では「サポートだけ」「システム不具合のフィックスだけ」と言う具合に、保守のメニューを絞ることで契約料金を下げるなどの配慮をするベンダーもあります。 また、多くのサポートを一括で請け負うシステム・アウトソーシング・サポートなどによって、システム全体の運用コストを下げるようなサービスを持つベンダーも増えてきており、またこのシステム・アウトソーシングを採用する日系企業も少なくありません。自社システムを運用するにあたって、必要な保守サービス内容、付加価値のあるサービスかどうかを検討し、ベンダーに相談してみることをお勧めします。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.037(2005年03月28日発行)」に掲載されたものです。
取材協力=ASIAN PARTNERS
本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。

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