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健康相談

2006年11月20日

Q.36歳の主婦です。我が家は4人家族ですが、皆、スポーツ好きで、主人はゴルフ、私はテニスにヨガ、子供たちはサッカーにソフトボール、、と楽しんでいますが、その反面年中いつも誰かが、体のどこかが痛いといっている状況です。スポーツに限らず、日常生活の中でもよく起こるうちみ、捻挫について、まず、どうしたらいいか、教えてください。

捻挫について

体を動かすことは、健康にもいいですし、体力アップにもつながり、とてもいいことですが、確かに怪我、、、等のトラブルもつきものですね。我々の日常診療上もうちみ、捻挫はとても多い症状のひとつです。長年スポーツをされている方は既にご存知のことと思いますが、うちみ、捻挫と思われる状況に接したら、まず、どうしたらいいのか?自宅で経過観察する場合、病院を受診する場合、どちらにしても発症後の初期治療(対応)がとても大切です。今回は、うちみ、捻挫の初期治療についてお話しましょう。

 

うちみ、捻挫の初期治療の目的は腫脹する患部の拡大防止です。その方法として“RICE”という方法が良く知られています。

 

R(REST)安静

受傷直後にスポーツ活動や就労を中止して、文字通り、患部の安静を保つことです。患部の腫脹や疼痛が激しい場合は、シーネ(副木)の使用や松葉杖歩行などの免荷で患部の安静を図ることも必要です。

 

I(ICING)冷却

氷冷水、冷却スプレー、湿布剤などで患部を冷やすことです。このことは皆さんもご存知のとおり、初期治療として広く行われています。しかし、冷却は初期治療であり、うちみ、捻挫には湿布などを漫然と長期に使うべきありません。

 

C(COMPRESSION)圧迫

厚手の包帯などで患部を中心にやや広く巻き圧迫することです。(薄手の包帯は圧迫力が弱く、よじれやすいので勧められません)圧迫による末梢神経障害の危険性があるときはダメなのですが、たいていの場合は圧迫による腫脹防止には効果があり、行うことをお勧めします。

 

E(ELEVATION)挙上

患部を挙上することです。つまり、患部を心臓の位置より高位に保ち、循環動態上、腫脹の軽減を図ることです。下肢の場合、仰臥位(腹臥)による下肢挙上が必要です。 “RICE”の初期治療(対応)をしても、出血を伴う傷がある場合、患部の痛み、腫脹がひどくなる場合、しびれなどの神経症状を伴う場合は必ず医師による診察を受けてください。

 

“RICE”の要領お分かりになりましたか?ただ、一番大切なことは、うちみ、捻挫にならないような、しなやかな身体(筋肉、腱)を維持すること。その為には、常日頃から、体のストレッチや運動の前後のウォーミングアップ、クーリングダウンをお忘れなく!

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.086(2006年11月20日発行)」に掲載されたものです。

本記事は一般的情報の提供のみを目的として作成されており、個別ケースについて、正式な助言なく、本情報のみに依存された場合は責任を負いかねます。

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