シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXビジネスTOP第7回:損得から「善悪」に変えると「信用」が生まれる!

新時代を創る「帝王學」の教え

2014年10月20日

第7回:損得から「善悪」に変えると「信用」が生まれる!

目先の損得ではなく、善悪で判断し、愛のレベルを上げよう!

日本には、古くから「損して、得を取れ」と言う名言があります。この名言の漢字を変えると、本質が見えてきますので、学びがいがありますよ。

 
まず、損得の「損」ではなく、存在感の「存」にすると、どうでしょう。「存して、得を取れ!」つまり、存在感を高めれば、やがてファン(またはお客様)が増えて、得になりますよ、という教えではないでしょうか。次に、損得の「得」ではなく、人間として尊い「徳」に変えと、「損して、徳を取れ」つまり、短期的には「損している」ように見えるけど、長期的に見ると、それは「徳を積んでいる」という事は人生には多くあります。これを2つとも入れ替えると、「存をして、徳を取れ!」となります。「徳」を積んでいる存在こそ、人格者でしょうし、そんな人は周りから「信用(信頼)」されています。「『徳』を積むことで、私たちは人として格が上がる、つまり人格が高まるのです」と帝王學の師匠から私たちは常々教えていただいています。

 
あなたはこれまでどれだけの「徳」を積んで来ましたか?まさか、目先の利益ばかりを追いかけていませんよね?特に、経営者や個人事業主の方は「徳」を積み重ねるのが絶対条件ですし、その分「信用」が大きいのではないでしょうか?

 

 

信用こそが大きな愛の証(あかし)

「信」という漢字は、「人(ひと)」が「言う」と書きます。「用」とは字のごとく「用いる」ですから、使い方です。これにより「信用」とは口の利き方を意味しています。「信用」を得ようとした場合には、長期間かかりますが、失うのは一瞬です!特に、口の利き方の代表が「約束」ですので、「約束を破る」とすぐに信用はなくします。大企業の不祥事や産地の虚偽表示はまさに典型的な事例です。誰もが、「信用」の価値は頭ではわかっているけれど、実践し続けるのが難しいのが現状ですよね。だからこそ、「存をして、徳を取れ!」の如く、「徳」を積んでいる存在こそ、人格者となり、「信用(信頼)」が大きいのです。

 
人格の「格」とは、枝が日進月歩の勢いで伸び進んでいく意味で、人間性を究める真摯(しんし)な姿勢をいいます。インド、中国、日本で伝承されてきた身分とは、生まれや財力の有る無しではなく、心(≒愛)の大きさと智慧(ちえ)の高さに比例して順位が定められているのです。どれだけ多くの人々をみずからの愛で魅了し、みずからの言動で救済ができるのかと言う意味です。この時に、どんな言葉を使うのか、どのような表現するのか?という口の利き方・使い方がポイントとなります。

 

 

なぜ、言葉の使い方に気をつけるのか?

すべての人間の活動を阻害するのが、「口の災(わざわい)」なのです。だからこそ、日本経済の基盤を築いた偉大なる創業者(政治家や経営者などのリーダーたち)らは言葉の使い方に注意をはらっていたそうです。世界のどんな宗教の教えでも、口に対する戒律が厳しい理由は、宇宙創世の「はじめに言葉(ロゴス)ありき」で言葉には核エネルギーと同様の力があるからです。ロゴスとは、神が定めた世界の神的な論理というニュアンスで、ギリシア時代の哲学者・ヘラクテレイトスが表現した真理。つまり「言葉一つで世界を創る事も壊す事もできる」からです。それほど、言葉というのは重要なのです。 帝王學という學問は、人格者を目指す人たちの学びであり、まさに世の中をより良くしたいとの師匠たちの念(おも)いからスタートしているのです。

 
ここで、おもいを「念」という漢字をあえて使っているのは、信念から出ている(おもい)だからです。

 
現在、日本では彼らを含め200名を超える経営者や個人事業主が帝王學を学び、ロサンゼルスでも帝王學を学べる信和義塾を開講し、30名が学んでいます。来年からシンガポールでも帝王學を学ぶ信和義塾を開講する予定です。帝王學の教えというフェイスブックページでも、数多くのエッセンスを紹介していますので、ぜひご覧くださいね。

 

 

【帝王學の教えFBページ】

https://www.facebook.com/teiougaku

 

スクリーンショット 2015-07-01 19.17.23文=中野 博(なかの・ひろし)

新時代ナビゲーター。30冊(英語、中国語、韓国語含む)の著者&3社の経営者。1991年より『環境』を軸にした時代を創造し、800社以上の企業を指導。2008年より『帝王學』ベースの教育事業にあたり『日本魂』ベースの『信和義塾』を世界に展開中。

 

中野博が実践するWEB紹介

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.267(2014年10月20日発行)」に掲載されたものです。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXビジネスTOP第7回:損得から「善悪」に変えると「信用」が生まれる!