シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXビジネスTOP第8回:和魂洋才の時代が来る!(前編)

新時代を創る「帝王學」の教え

2014年11月17日

第8回:和魂洋才の時代が来る!(前編)

教育とは何か?

教育とは社会が必要とする人材を育成する社会的仕掛けです。育成する人材は時代に応じて中身が違ってきます。ある時には戦闘能力を持った兵士・軍人であったり、ある時には業務処理が高いホワイトカラーであったり。教育の内容は国より、時代により違いますが、その国や時代が必要とする人材を長期間かけて育成するという目的は同じです。この点から人類の長い歴史を振り返ると、おもしろいことがわかります。

 

 

ところで皆さん、人類最初の教育は何だか知っていますか?遠い昔、ギリシャには肉体を鍛える教育があった。これが最初の人類の教育で、「スパルタ教育」と言います。ギリシャのスパルタ地方で行われていた「スパルタ教育」が、その後オリンピックに変化して、身体的能力の高さを競う国際競技となりました。

 

 

ギリシャ・ローマ時代には、一番必要な人材は身体的能力が高くて、戦闘能力が高い者でした。当時は、人類は領土を確保したり、食料などを獲得するために戦いばかりをしていましたからね。

 

 

日本でも長くそういう時代がありました。数々の戦いにより、人々を支配していた時代には、為政者はその戦いに必要な身体的能力および戦闘能力が高い人材を作り出すための教育をしていたのです。

 

 

その後、新しい文明に移ったときに、身体的能力を鍛えるスパルタ教育は終わり、いわゆる「頭のいい子」を育てる教育が台頭します。特に、600年以上も続いた西洋の植民地時代においては、自らが働かなくても、労せずに、貧しい国や地域の人を使い、ピンハネするという能力が必要になりました。この時代には、いかに頭を使い、ずる賢くよその土地を奪ったり、資源を使ったり(奪い)、人々の労働力(奴隷的にも)を利用して効率よく生産するか、支配者的な「頭で勝つ」時代に突入しました。ピンハネするには頭が良くなければならない。頭が悪いと帳簿も付けられません。だから、相手を騙し、支配するために、頭の教育に変わったのです。これが現代では、マネジメント能力やマーケティング能力やセールス能力など西洋的学問へと進化し、マネーゲームさえもスタートしました。さらに、人々を支配する上で必要な武器や移動手段を創ることができる人材を育てる教育を必要とし、多くのエンジニアや科学者らを育成したのです。

 

 

時代に応じ人材を戦略的に育成する

このように教育とは常に時代に応じて、必要な人材を戦略的に育成するものです。この戦略にのって、多くの親たちは子どもたちの未来のためと思いお金を使っているのです。

 

 

ここで一度、考えてみませんか?
Q1:今の教育は何のためなのか?
Q2:今の教育は誰の利益になるのか?
Q3:今の教育を受けた子供の未来は?

 

 

今の教育の中にはかなり時代遅れのものが多いはずなのです。例えば、ブルドーザー始めパワフルな産業機器や産業ロボットがあるときにスパルタ教育はいらないですよね。また、コンピュータの能力がこれだけ進化し、誰もが使いこなせる時代に、もはや現在のような頭の教育の大半は不要となります。

ここで質問です!頭の体操であり、未来を予測するトレーニングにもなりますので、考えてみましょう。

 

 

Q4:ブルドーザーなどパワフルで人間以上に使い勝手の良い産業ロボットや、人間以上に高い人工知能を搭載したコンピュータにはできないコトは何でしょうか?そして今のような時代には、どのような教育が必要になると思いますか?この答えは次回12月15日号でお伝えしますので、お楽しみに。

 

 

さて、現在、日本では220名を超える経営者など各界のリーダーが帝王學を学んでいます。ロサンゼルスでは、帝王學を学べる【和魂】をベースにした信和義塾を開講し、30名が学んでいます。来年の2月下旬からシンガポールでも帝王學を学ぶ信和義塾を開講します。『帝王學の教え』というフェイスブックページでも、数多くのエッセンスを紹介していますので、ぜひご覧くださいね。

 

 

【帝王學の教えFBページ】

https://www.facebook.com/teiougaku

 

スクリーンショット 2015-07-01 19.17.23文=中野 博(なかの・ひろし)

新時代ナビゲーター。30冊(英語、中国語、韓国語含む)の著者&3社の経営者。1991年より『環境』を軸にした時代を創造し、800社以上の企業を指導。2008年より『帝王學』ベースの教育事業にあたり『日本魂』ベースの『信和義塾』を世界に展開中。

 

中野博が実践するWEB紹介

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.269(2014年11月17日発行)」に掲載されたものです。

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