シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXビジネスTOP第9回:和魂洋才の時代が来る!(後編)

新時代を創る「帝王學」の教え

2014年12月15日

第9回:和魂洋才の時代が来る!(後編)

ハーバードで教える「3つのE」

まずは、質問です!(前回11月17日号で出した質問です。読まれた方には、その答えとなります)。頭の体操であり、未来を予測するトレーニングにもなりますので、考えてみましょう。

 

 

Q:ブルドーザーなどパワフルで人間以上に使い勝手の良い産業ロボットや人間以上に高い人工知能を搭載したコンピュータにはできないコトは何でしょうか?つまり、今後、先進国ではロボットやコンピュータなどがどんどんあらゆる分野で活躍していくために、ますます人間の仕事がなくなっていきます。このような時代には、どのような教育が必要になると思いますか?

 

 

私が4年前にハーバードビジネススクールで体験したのは、まさに、新しい時代に即した教育でした。それは3つのMから3つのEに変化が起きている、だから皆さんも今から準備しておこう!とのメッセージでした。3つのMとは、Money(金)、Market(市場)、Me(わたし)であり、これを3つのEに変えなさい!という教えです。3つのEとはEthics(道徳)、Engagement(約束)、Excellence(卓越)です。

 

 

ハーバート大学教育大学院のハワード・ガードナー教授いわく「私が接している若者たち、つまり今までの時代では優秀な学生と言われていた者たちは、金持ちになることを考えています。彼らは市場経済を信じているが、自分のことしか考えていません。しかし、今後、私たちはこの考えを変えなければなりません。それが3つのEなのです」。

 

 

『心』の教育が10年後の主要産業になる!?

帝王學の師匠はこう言います。「20年後、いや10数年後には、先進国における主要産業は『心(こころ)』を扱うものとなります。そのためには、今までの西洋的な教育だけではなく、東洋的教育(今ではなく、100年以上前の教育の意味)、やはり、心を育て、心を磨く教育。この『心の教育』関連こそが、これからの最大の産業になります。今の日本の教育は西洋式の頭の教育ですが、ハーバード大学など全米のトップスクールでは、すでに、教育の方向性を変え始めています。日本には東洋の魂と哲学に加え、西洋の近代教育もうまく使いこなしてきた。つまり『和魂洋才(わこんようさい)』を使える民族であるのに、気がついている人があまりにも少ない。帝王學を学ぶあなた達が率先して『和魂洋才』を使った教育をしなさい!」。

 

 

師匠が言う「心の教育」には、東洋思想、インド哲学、中国の哲学、神道、武士道などを採り入れた道徳がポイントです。

 

 

日本人は飛鳥の時代から唐の国をはじめ海外に若者を送り出して留学させ、心の教育を含め、世界から学び、自国を発展をさせてきました。東洋の哲学・思想を深く学んだ日本人は、聖徳太子の17条憲法にある「和をもって尊し」にある通り、「和」の心を磨き「和」を持った社会体系を目指すようにしてきました。これが長い年月をかけて、「和魂」となったのです。これに西洋的な近代学問や思想、宗教的習慣や風習さえも取り込み、文化の中に入れるほど器用な民族です。つまり、心のあり方としてはかなり自在性が高く、技術をものにするほどの民族なのです。だからこそ、「心の時代」は「和魂洋才」を持った日本人こそが世界で活躍する時代なのです。

 

 

現在、日本では220名を超える経営者など各界のリーダーが帝王學を学んでいます。ロサンゼルスでは、帝王學を学べる「和魂」をベースにした信和義塾を開講し、30名が学んでいます。来年の2月下旬からシンガポールでも帝王學を学ぶ信和義塾を開講します。

 

 

最後に、この學問を学んだ先輩たちや師匠が連載する信和義塾大學校の会報誌である『WAKON(和魂)』の創刊号ができましたので、このコラムを読んでいただいた皆さんに無料でプレゼントします。PDFマガジンですので、Eメールにて事務局からお送りします。シンガポールの皆さんもお気軽に下記より手続きをお願いします!

 

 

『【WAKON(和魂)』創刊号の申し込みページ

http://www.gocoo.info/wakon01mihon/

【和魂サイト】

http://wakon.tv/

 

スクリーンショット 2015-07-01 19.17.23文=中野 博(なかの・ひろし)

新時代ナビゲーター。30冊(英語、中国語、韓国語含む)の著者&3社の経営者。1991年より『環境』を軸にした時代を創造し、800社以上の企業を指導。2008年より『帝王學』ベースの教育事業にあたり『日本魂』ベースの『信和義塾』を世界に展開中。

 

中野博が実践するWEB紹介

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.271(2014年12月15日発行)」に掲載されたものです。

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