シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP入社3ヵ月で突然解雇 「転職先の身元調査が心配」と会社員が相談

社会

2026年9月29日

入社3ヵ月で突然解雇 「転職先の身元調査が心配」と会社員が相談

 シンガポールで、入社からわずか3ヵ月で突然解雇された会社員が、今後の転職活動で前職の会社がどのような説明をするのか不安を訴え、オンライン上で相談したことが話題となっている。男性は9月23日、Redditの「r/singaporejobs」に自身の経験を投稿した。
 
 男性によると、会社から即日で雇用契約を終了すると告げられ、通知期間分の給与は支払われることになった。会社側から口頭で説明された理由は「事業上または予算上の事情」で、勤務成績が理由ではないとも明確に伝えられたという。解雇前には仕事ぶりや勤務態度について注意や警告を受けたこともなかった。
 
 しかし、その後会社が男性の担当業務と非常によく似た求人を出したことから、男性は本当の解雇理由が分からなくなったという。さらに前職でも人員削減に遭っていたため、今回の3ヵ月間の勤務を履歴書から外すと空白期間が長くなることも悩みとなっている。
 
 男性は現在、採用面接では会社から伝えられた通り「事業上の理由で雇用が終了した」と説明している。ただ、採用企業がバックグラウンドチェック(身元・経歴調査)を行った際、前の会社が異なる理由を伝えれば、転職に影響するのではないかと懸念している。
 
 投稿には、3ヵ月程度の短期間なら履歴書から外してもよいとの意見がある一方、「聞かれた場合はうそをつかず、会社から説明された事業上の理由を簡潔に伝えるべき」との助言も寄せられた。
 
 シンガポール人材開発省(MOM)によると、雇用主は原則として解雇理由を提示する義務はない。ただし、従業員が状況を理解できるよう理由を説明することが推奨されている。今回の投稿は、突然の雇用終了がその後の転職活動にも不安を残す実態を浮き彫りにしている。

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