シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP「お湯50セントは高い?」飲食店への苦情に批判相次ぐ

社会

2026年9月25日

「お湯50セントは高い?」飲食店への苦情に批判相次ぐ

 シンガポールの飲食店で、温かい水1杯に50セントを請求された客がSNS上で不満を訴えたところ、逆に投稿者への批判が相次ぎ、話題となっている。投稿者は9月18日、Facebookグループ「Complaint Singapore」にレシートの写真を掲載し、「小さなグラスの温かい水が50セント。シンガポールでは水はそんなに高いのか」と疑問を呈した。
 
 しかし、投稿に対する反応の多くは店側を擁護するものだった。利用者からは、水そのものの価格だけでなく、お湯を沸かすための電気代、店舗の賃料、提供するスタッフの人件費、使用後のグラスを洗浄するコストなども必要になるとの指摘が寄せられた。「50セントが不満なら、自宅でお湯を作ればよい」とする厳しい意見もあった。
 
 また、コーヒー販売に携わってきたというコメント投稿者は、お湯自体の原価はわずかでも、水だけを注文する客が長時間テーブルを利用したり、おかわりを求めたりするケースもあると説明。飲食店にとっては、単純に水の原価だけで価格を決められるものではないとの見方を示した。
 
 一方で、投稿者に同情する声も一部あり、別の利用者は自身も水に30セントを請求されたとしてレシートを共有した。
 
 シンガポールでは飲食店の賃料や人件費などの運営コストが価格に反映されるケースも多い。今回の投稿はわずか50セントの料金を巡るものだが、外食価格やサービスに対する消費者と店舗側の認識の違いが浮き彫りとなった。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP「お湯50セントは高い?」飲食店への苦情に批判相次ぐ