2026年9月22日
シンガポール、世界都市ランキング29位 アジアでは東京に次ぐ2位
英調査会社Oxford Economicsが発表した「Global Cities Index 2026」で、シンガポールは世界1,000都市中29位となり、世界トップ10圏外となった。一方、アジアでは世界9位の東京に次ぐ2位に入り、生活の質では世界3位と高い評価を得た。
同指数は世界の都市を「経済」「人的資本」「生活の質」「環境」「ガバナンス」の5分野から評価する。シンガポールは、高い所得水準、低い犯罪率、充実した医療環境などが生活の質を押し上げる要因となった。
一方、課題として挙げられたのが住宅費の高さと急速な高齢化である。住宅価格の上昇が生活コストへの負担となるほか、高齢人口の増加に伴い、医療や高齢者ケアへの需要拡大も予想されている。
世界1位はニューヨークで、ロンドン、パリが続き、上位3都市は2年連続で同じ顔ぶれとなった。4~8位にはシアトル、サンフランシスコ、ダブリン、ボストン、サンノゼが入り、東京は9位、チューリヒが10位となった。東京はトップ10に入った唯一のアジア都市で、人的資本でも世界3位に評価された。
アジアではほかに、台北が前年から12ランク上昇して48位、クアラルンプールも14ランク上昇して65位となった。また今後の成長が注目される「Cities to Watch」には、クアラルンプール、ホーチミン、深圳、バンガロールなどアジア太平洋地域の5都市が選ばれた。
シンガポールは総合順位ではトップ10を外れたものの、生活の質やアジアでの競争力では引き続き高い評価を維持している。

