2026年9月22日
英国から大麻136gを注文 シンガポールPRの米国人男性に禁錮27ヵ月
シンガポールの裁判所は9月16日、英国から大麻をオンラインで注文した米国籍のシンガポール永住者(PR)、Anton Andrievsky被告(28)に禁錮2年3ヵ月(27ヵ月)を言い渡した。被告は大麻所持未遂1件について有罪を認めた。
事件は2025年9月30日に発覚。SingPost Centreで郵便物を検査していた移民・検問庁(ICA)の職員が、荷物のX線画像に不審な点を発見した。荷物は英国から送られ、内容物は「ジーンズ」と申告されていたが、検査の結果、衣類とともに植物片が見つかった。その後の分析で少なくとも136.13gの大麻と確認された。
荷物の配送先は被告が住むToa Payohの自宅だったが、受取人には同住宅の以前の所有者である女性の名前が使われていた。被告は、自分の個人情報を使いたくなかったため、前所有者の情報を利用したと認めた。
捜査によると、被告はTelegramで知り合った「Yaz」と名乗る人物から、約140gの大麻を2,500Sドルで購入する予定だった。本人は個人使用目的だったと説明し、同じ人物から過去にも約3回注文したと供述した。
同日午後、中央麻薬取締局(CNB)の捜査員が自宅を訪れたが、被告はドアを開けず、捜査員が強制的に室内へ入り逮捕した。
被告には薬物所持・使用の前歴があり、2019年には若年犯罪者を対象とする更生訓練(Reformative Training)を受けていた。検察側は29~30ヵ月の禁錮を求めていたが、裁判所は最終的に27カ月の禁錮刑を言い渡した。

