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国際

2026年9月9日

シンガポールの15歳、読解力で世界1位 数学・科学は2位 OECD調査

 経済協力開発機構(OECD)が9月8日に発表した国際学習到達度調査「PISA 2025」で、シンガポールの15歳の生徒が読解力で世界1位、数学と科学で2位となり、引き続き世界最高水準の学力を示した。
 
 PISAは、15歳の生徒が学校で学んだ知識や技能を実生活の課題にどの程度活用できるかを測定する国際調査で、原則3年ごとに実施される。読解力、数学、科学に加え、今回はデジタル環境で複雑な課題に対応する「Computational Problem-Solving(計算論的問題解決)」が初めて評価され、シンガポールはこの分野でも2位となった。
 
 前回のPISA 2022では、シンガポールは読解力、数学、科学の3分野すべてで世界1位だった。今回は順位を一部下げたものの、4分野すべてでトップ2に入り、高い教育水準を維持した。
 
 特に今回注目された計算論的問題解決能力は、単なるプログラミング能力ではなく、複雑な問題を分解し、パターンを見つけ、論理的に解決策を導き出す力を評価する。AIやデジタル技術が急速に普及する中、将来の学習や仕事に必要な能力として重要性が高まっている。
 
 一方、PISAは単に国ごとの順位を競うものではなく、生徒が知識を実社会で活用できるかを測ることを目的としている。シンガポールが従来の学力だけでなく、デジタル時代に求められる問題解決能力でも高い評価を得たことは、今後の人材競争力を考える上でも注目される結果となった。

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