2026年9月4日
SIA、次世代ファースト・ビジネスクラスを11月7日公開 2027年からA350に導入
シンガポール航空(SIA)は、次世代ファーストクラスとビジネスクラスの新シートを11月7日に公開する。Marina Bay Sands Expo & Convention Centreで開催する特別イベントに、一部のSolitaire PPS ClubとPPS Club会員を招待し、新たな機内体験を披露する。
新シートは、総額11億Sドルを投じて進めるAirbus A350型機41機の大規模改修計画の一環。当初は2026年第2四半期から導入する予定だったが、航空業界全体のサプライチェーン問題や新シートの認証遅延により、2027年第1四半期へ延期された。
長距離仕様のA350-900型機34機には、新ビジネスクラス42席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー192席を配置する。一方、超長距離仕様のA350-900ULR型機7機には、現在設定されていないファーストクラスを新設。4席のファーストクラス、70席のビジネスクラス、58席のプレミアムエコノミーとなる。
新しいビジネスクラスはプライバシードアを備える予定で、ファースト・ビジネスクラスともに、より広い空間と快適性を重視した設計となる。
11月にはシートだけでなく、次世代機内エンターテインメント「KrisWorld」、機内食・飲料、アメニティキットなども刷新して発表する。さらに2027年からは、Starlinkの低軌道衛星を利用した高速インターネットも段階的に導入する計画だ。
SIAにとって長距離ビジネスクラスの本格的な刷新は約20年ぶりとなり、世界の航空各社がプレミアム客獲得競争を強める中、新シートの全貌に注目が集まりそうだ。


