2026年8月19日
クラーク・キーなど92店舗、酒類提供を午前4時まで延長 木・金曜夜
シンガポール政府は、クラーク・キーやボート・キー周辺のバー、パブ、ナイトクラブなど92店舗について、木曜日と金曜日の酒類提供時間を翌日午前4時まで延長する申請を承認した。2025年8月から1年間実施してきたシンガポール川周辺の活性化策を恒久化するもので、8月18日から正式な制度として運用する。
対象となるのは、クラーク・キー保全地区、ボート・キー歴史地区、アッパー・サーキュラー・ロード周辺。シンガポール警察が、木・金曜日の夜に酒類を翌朝4時まで提供するための申請92件を承認した。
政府は2025年8月18日、観光やナイトライフの活性化を目的に規制緩和策を試験導入。酒類提供時間の延長に加え、ボート・キーのウォーターフロント、サーキュラー・ロード、ロロン・テロック、カントン・ストリートで、新たなバー、パブ、ナイトクラブの開業申請を認めた。
試験期間中の2025年8月から2026年6月までに、都市再開発庁(URA)はボート・キー歴史地区で新たなナイトライフ施設37件の申請を承認した。政府によると、事業者から高い関心が寄せられる一方、試験期間中の同地区の治安状況は安定していたという。
サーキュラー・ロードでは、イベントや歩行者向け活動のために道路を一時的に車両通行止めとする取り組みも継続する。飲食店や娯楽施設だけでなく、公共スペースを活用したイベントなどを増やし、シンガポール川周辺全体の魅力向上につなげる。
アルビン・タン国家開発・外務担当国務相は、ボート・キーとクラーク・キーは地元住民と観光客の双方に人気のウォーターフロント地区だと指摘。規制緩和によって観光・ナイトライフの魅力を高め、地域ビジネスの活性化や雇用創出につなげたいとの考えを示した。
政府は今後も地元事業者などと連携し、警備体制や公共スペースの適切な管理を進めながら、治安維持とナイトライフ活性化の両立を図る方針である。


