2026年8月18日
「シンガポールは裕福」初訪問で住宅狙い窃盗 中国人男に禁錮3年8カ月
シンガポールの裁判所は8月14日、高級ホテルの客室や民家に侵入し、計10万5,750Sドル相当の宝飾品などを盗んだ中国籍の男(41)に、禁錮3年8カ月を言い渡した。男にとってシンガポール訪問は初めてで、「とても良い、裕福な国」と考え、金を得るために窃盗を思い付いたという。
男は2025年12月5日にシンガポールへ入国し、リトル・インディアのホテルに宿泊。翌日、セントーサ島を歩いていた際、カペラ・シンガポール内のスイートルームの照明が消えていることに気付き、宿泊者が不在と判断した。裏手のバルコニーの引き戸をこじ開けて侵入し、シャネルの腕時計や指輪5点、金のネックレスなど約5万8,000Sドル相当を盗んだ。
さらに12月7日にはセラングーンへ移動。照明が消えていた住宅を見つけ、金属製の門を乗り越えて侵入し、ティファニーの結婚指輪やダイヤモンドのイヤリング、金のネックレスなど約4万7,750Sドル相当を盗んだ。
男は同日、別の住宅にも侵入しようとしたが、住み込みの家事労働者に見つかり逃走。住宅所有者からの通報を受けた警察が捜査し、翌8日にカンポン・バル・ロードのホテルで男を逮捕した。盗まれた10万5,750Sドル相当の品はすべて回収された。
男は住居侵入窃盗2件について有罪を認め、別の不法侵入1件も量刑判断で考慮された。検察側は禁錮45~49ヵ月を求刑し、弁護側は犯行が計画性に乏しく、盗品もすべて回収されたとして30ヵ月を求めていた。住居侵入窃盗には最大10年の禁錮刑と罰金が科される可能性がある。


