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日系企業・社会

2026年7月3日

佐賀県、シンガポールで文化観光説明会・商談会を開催

 佐賀県は7月3日、オーチャードロードのボコ オーチャード シンガポールにおいて、現地旅行会社及びメディア関係者を対象とした「佐賀県文化観光説明会・商談会(BtoB)」を開催した。
 
 開会にあたり、佐賀県文化観光連盟の里浦徹専務理事兼事務局長が挨拶に立ち、大陸との交易を通じて栄えた歴史や独自の伝統文化、温泉や有明海の恵み、佐賀牛や日本酒、嬉野茶といった多彩な食文化など、県の観光資源を紹介。東京・大阪・福岡などいわゆるゴールデンルートとは異なり、混雑の少ない環境の中で自然や田園風景に触れられる点を佐賀の魅力として強調し、シンガポールの人々にとって日常の疲れを癒す場所となることを訴えた。
 
 来賓挨拶では、在シンガポール日本国大使館の堀田亨公使が祝辞を述べたほか、日本政府観光局(JNTO)シンガポール事務所の吉田憲司所長が登壇。日星国交樹立60周年(SJ60)にあたる本年、5月に新たな訪日プロモーション「Go Japan Love」を開始したことを紹介した。今後はインフルエンサーとの連携や大使館との共同フォトコンテスト、11月末の記念イベントへの出展などを通じてプロモーションを強化していく方針を示したほか、シンガポールの旅行者は都市部だけでなく地方への訪問意欲が高く、中でも地方での宿泊需要の喚起に力を入れているとして、旅館での宿泊体験やウェルネスツーリズム、夜間・早朝ならではのコンテンツ紹介などの取り組みを説明。佐賀県はこうした地方型・滞在型観光にふさわしい観光資源に恵まれているとして、訪問を呼びかけた。
 
 説明会ではこのほか、VISIT JAPAN大使のジョージ・リム氏が登壇し、県内の観光素材やモデルコースを紹介。会場では嬉野茶の試飲やお茶の入れ方を体験できる文化体験コーナーも設けられ、来場者の関心を集めた。
 
 説明会後にはネットワーキングの時間を挟み、90分間の個別商談会を実施。佐賀県側13団体とシンガポール側旅行会社14社が、九州方面の旅行商品造成に向けて具体的な意見交換を行った。閉会前にはラッキードローも行われ、和やかな雰囲気の中で幕を閉じた。

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