2026年6月24日
ジョホール州、東南アジア有数のデータセンター集積地へ
マレーシア・ジョホール州へのデータセンター投資が引き続き拡大している。人工知能(AI)やクラウドサービス需要の増加を背景に、世界的なIT企業やインフラ事業者が大型投資を進めている。
ジョホール州はシンガポールに隣接しながら、土地価格や電力コストが比較的低いことが強みである。シンガポールでは土地利用や電力供給の制約から新規データセンター開発が限定される中、ジョホール州がその受け皿となっている。
さらに、ジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)構想の進展も投資を後押ししている。企業はシンガポールの金融・管理機能とジョホール州の運営コスト優位性を組み合わせた事業展開が可能となるためである。
マレーシア政府もAI関連や高付加価値デジタル産業を重点育成分野に位置付けており、関連投資の誘致を積極的に進めている。ジョホール州は今後、東南アジアを代表するデジタルインフラ拠点としてさらなる成長が期待されている。


