2026年5月28日
シンガポール、給与満足度でアジア太平洋地域ワースト2位
Jobstreet by SEEKが5月25日に発表した「Salary Pulse: Singapore 2026」によると、シンガポールの労働者の約7割が自身の給与は公平または十分と感じているにもかかわらず、給与に満足していると答えたのは37%にとどまり、アジア太平洋地域の給与満足度でワースト2位となった。
同調査はリサーチ会社Natureと共同で実施。18〜64歳のシンガポール在住の就労者1,008人を対象に調査し、2025年10月〜2026年3月にSEEKプラットフォームで掲載された求人数上位20職種の給与データも分析した。
給与が「妥当」と感じている層でも7割が不満を示しており、基本報酬だけでなく、キャリアアップの機会や貢献度への評価といった観点からも給与を評価するようになっていることが浮き彫りとなった。
昇給交渉に「非常に気軽に臨める」と答えたのはわずか7%で、特に女性(36%)や若手・初級職の従業員(38%)ほど交渉をためらう傾向が見られた。複数回の交渉経験者の79%が「気軽に話を切り出せた」と答えたのに対し、1回のみの経験者は48%にとどまった。
給与の透明性については、77%が給与レンジの社内開示を望み、57%は求人広告に給与情報がない場合に応募を避ける可能性があると回答した。


