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社会

2026年5月18日

クロスアイランド線工事現場で死亡事故 コンクリート板落下で作業員死亡

 シンガポールで建設中のMRT新路線「クロスアイランド線(Cross Island Line)」の工事現場で、建設作業員がコンクリート板の下敷きとなり死亡する事故が発生した。事故は6月中旬、ターフクラブロード周辺の工事区域で起きた。
 
 シンガポール民間防衛隊(SCDF)によると、作業員は大型コンクリートスラブに衝突される形で重傷を負い、救助後に病院へ搬送されたが死亡が確認された。事故当時、現場では地下鉄関連工事が進められていた。
 
 事故を受け、Land Transport Authority(LTA)は関係機関と共に調査を開始。労働安全衛生を管轄する人材開発省(MOM)も現場調査に入っている。現時点で事故原因は明らかになっていない。
 
 クロスアイランド線は、シンガポール東西を結ぶ大型MRT計画であり、完成すれば国内最長路線となる予定である。現在、複数区間で同時並行的に建設工事が進められている。
 
 シンガポールでは近年、建設業界における労働災害防止が重要課題となっており、政府は安全基準強化や現場監査を進めている。しかし、高速開発や人手不足を背景に、重大事故は依然として発生している。
 
 SNS上では、「安全管理をさらに厳格化すべき」「インフラ整備の裏で現場作業員が危険にさらされている」といった声が上がっている。今回の事故を受け、建設現場の安全対策見直しへの関心が高まっている。

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