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社会

2026年4月29日

反ユダヤ的投稿で50歳男性を起訴へ シンガポール警察

 シンガポール警察は、WhatsAppアカウント上に反ユダヤ的な内容を投稿したとして、50歳のシンガポール人男性を起訴する方針を明らかにした。男性は宗教や人種間の敵意を助長した疑いが持たれている。
 
 警察によると、問題の投稿はWhatsAppのプロフィール欄に掲載されていたもので、ユダヤ人に対する憎悪を煽る内容が含まれていた。通報を受けた当局が捜査を進め、男性の身元を特定したという。
 
 男性は「宗教や人種間の敵意を助長する行為」に関する法律違反で起訴される見通しで、有罪となれば罰金や禁錮刑が科される可能性がある。シンガポールでは、多民族・多宗教社会の調和維持を重視しており、人種差別や宗教憎悪に関する発言には厳しい対応が取られている。
 
 近年、SNSやメッセージアプリを通じたヘイト発言への監視は強化されている。特に中東情勢の緊迫化以降、オンライン上での過激な発言や民族・宗教対立を煽る投稿への警戒が高まっている。政府は「オンライン上であっても法律は適用される」と繰り返し警告している。
 
 シンガポール政府は、宗教や民族間の調和を国家の重要基盤と位置づけており、差別的発言や憎悪表現への取り締まりを今後も継続する方針である。

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