2026年4月7日
機内持ち込み制限強化 シンガポール発便でモバイルバッテリー2個まで
シンガポール発の航空便において、2026年4月15日から乗客が機内に持ち込めるモバイルバッテリーは1人あたり最大2個までに制限される。規定を超える場合は搭乗前に廃棄を求められる新ルールである。
今回の措置は、シンガポール民間航空庁が発表したもので、国際民間航空機関(ICAO)の安全基準改定に基づくものである。リチウム電池を使用するモバイルバッテリーは過熱や短絡による発火リスクがあり、機内安全上の懸念が背景にある。
新規則では、機内でのモバイルバッテリーの充電や、機器への充電利用も禁止される。従来から預け入れ荷物への収納は禁止されていたが、今回さらに携行数の制限が加わり、安全対策が一段と強化された形である。
これまで容量100Wh以下であれば最大20個まで持ち込み可能であったが、新ルールでは大幅に厳格化される。背景には、近年航空機内での発火事故が相次いでいることがあり、各国・各航空会社で規制強化の動きが広がっている。
CAASは航空会社と連携し、空港内での掲示や案内を通じて周知を進めるとしている。利用者に対しては事前確認とルール順守を呼びかけており、今後の海外渡航では持ち物管理が一層重要となる見通しである。

