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経済

2026年4月7日

オラクル、大規模解雇に社員反発

 米IT大手オラクルが人工知能(AI)投資を加速する中で大規模な人員削減を実施し、長年勤務してきた社員やその家族から強い反発が広がっている。今回の解雇は数千人規模に及ぶとされ、クラウド部門やエンジニア職など幅広い職種に影響が出ている。
 
 報道によれば、解雇は早朝の一斉通知など極めて突然かつ事務的に行われ、多くの社員が事前説明を受けることなく職を失ったとされる。この対応に対し、社員からは「企業に忠誠心など存在しない」との声が上がり、長期勤続者ほど衝撃が大きい状況である。
 
 背景には、同社がAIインフラやデータセンターへの巨額投資を進めていることがある。再編費用は最大で数十億USドル規模とされ、人員削減によるコスト圧縮で資金を捻出する狙いとみられる。
 
 一方で、こうした動きはオラクルに限らず、AI競争の激化を背景にテック業界全体で広がる構造変化の一環である。2026年は複数企業で数万人規模の削減が相次ぎ、AI投資と雇用のバランスが大きな課題となっている。
 
 今回の事例は、企業戦略の転換が従業員との関係性にも影響を及ぼすことを示しており、AI時代における雇用の在り方が改めて問われている

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