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社会

2026年1月27日

ゲイランで94歳男性が自宅で死亡、2日連続の孤独死

 シンガポール東部ゲイランのフラットで、94歳の男性が自室で亡くなっているのが見つかった。警察と救急隊が現場で死亡を確認し、外傷などの明らかな外的要因はみられないという。身元確認が進められている。
 
 この男性の発見は、先にタムピネスのフラットで67歳の男性が1人で死亡しているのが見つかった事件に続くものであり、2日連続で高齢男性の孤立した状態での死亡事案が確認された格好だ。いずれも連絡の途絶を心配した知人や家族の通報で発見されており、日常の安否確認が遅れた可能性がある。
 
 警察は現時点で不審な状況は確認されておらず、死因特定のために検視を進めている。関係当局は、近隣住民への聞き取りや周辺防犯カメラの映像も確認し、外的な関与がなかったかどうかを慎重に調べているという。
 
 高齢者が単身で暮らすケースが増える中、孤立や安否確認の遅れが問題として浮き彫りになっている。地域の住民や福祉関係者からは、「日頃からの見守りや連絡体制を強化する必要がある」との声が上がっている。特に高齢者世帯では、定期的な安否確認やコミュニティとの関わりが健康・安全の維持に寄与するとの指摘がある。
 
 政府や福祉団体は、見守りサービスや高齢者向け支援プログラムの利用を促しており、近隣住民にも互いの状況を気にかけることの重要性を呼びかけている。孤独死の予防には、家族・友人・コミュニティとのつながりを保つことが大きな役割を果たすとされる。
 
 今回の相次ぐ死亡事案を受け、地域社会でのネットワーク強化や安否確認の仕組みの見直しが改めて課題として浮かび上がっている。関係当局は、孤立しがちな高齢者への支援策を今後さらに充実させる方針を示している。

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