シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPCOE価格が上昇、カテゴリーAは10万9,501Sドルに

経済

2026年1月26日

COE価格が上昇、カテゴリーAは10万9,501Sドルに

 シンガポールの自動車所有権証明書(COE)入札で、小型車向けのCat Aプレミアムが前回比7.3%上昇し、10万9,501Sドルとなった。大型車向けのCat Bも2.1%上昇し、価格の高止まりが続いている。
 
 入札結果を公表したシンガポール陸上交通庁(LTA)によると、カテゴリーAは需要の強さが改めて示された形だ。家族向けの主力車種が多く含まれる区分で、更新需要に加え、新車登録を見据えた買いが入ったとみられる。カテゴリーBについても、高価格帯ながら一定の需要が維持され、上昇基調が継続した。
 
 業界関係者は、供給枠の制約と更新期の集中が価格を押し上げていると分析する。特に近年は、電動化の進展や車両価格の上昇がCOE需要のタイミングに影響を与え、入札ごとの振れ幅が大きくなっているという。
 
 一方、消費者にとっては車両本体価格に加えてCOE負担が重く、購入判断を先送りする動きも見られる。中古車市場では、COE残存期間の長い車両への関心が高まる傾向が続く。
 
 LTAは、COE供給は中期的な車齢構成に基づいて調整されると説明しており、短期的な価格変動は需要動向に左右されやすい。今後の入札では、更新需要の一巡や市場心理の変化が価格動向を左右する可能性がある。
 
 今回の結果は、シンガポールの自動車市場が引き続きタイトな状況にあることを示しており、当面は高水準での推移が続くとの見方が強い。

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