2026年1月23日
チャンギ空港、2025年旅客数が過去最高に
チャンギ国際空港は、2025年の年間旅客数が過去最高の6,998万人に達し、コロナ禍前の記録を上回ったと明らかにした。チャンギ・エアポート・グループの発表によると、2025年の旅客数は2024年の6,770万人から約3.4%増加し、航空需要の回復とネットワーク拡大を反映したものとなった。
主要旅客市場では、中国が1位となり、12.2%の成長を記録した。これに続いて、インドネシアとマレーシアが2位・3位となり、東南アジア地域からの往来が空港利用の中心となっていることを示した。その他、オーストラリアやインド、タイなども上位に入り、アジア太平洋地域全体がChangiの旅客需要を牽引している。
月別では、2025年12月が最も多い630万人以上の利用があり、12月20日のクリスマス直前の土曜日には22万3,000人超が空港を利用するなど、ピーク期の混雑が目立った。
ルート別では、クアラルンプール、バンコク、ジャカルタ、バリ(デンパサール)、香港が最も利用者の多い上位路線に入った。これらの都市は観光・ビジネス双方で重要な結節点となっており、Changiの地域ハブとしての役割を強調している。
2025年は、新規就航都市の追加や路線網の拡充も活発だった。中国の長春、ハルビン、蘭州などの地方都市や、インドネシアのラブアンバジョ、パダン、スマラン、マレーシアのコタ・バルなどの都市が新たにネットワークに加わり、Changiの国際接続性強化に寄与した。さらに、モンゴルのウランバートルやベトナムのニャチャンへの直行便も就航し、旅客選択肢が広がった。
航空機の発着回数も約37万4,000回となり、1年前から2.2%増加した。Changiは、世界・地域の航空需要回復に対応するため、さらなるネットワーク拡大と利用者体験の向上に取り組む方針だとしている。
今回の記録的な旅客数は、国際線中心の空港としてのChangiの立ち位置を再確認させるものであり、東南アジアの航空ハブとしての競争力維持を目指す戦略が奏功していることを示している。


