2026年1月21日
チャンギ空港、T1–T4間で無人手荷物トラクター本格運用開始
チャンギ国際空港*、試験運用を経て、ターミナル1(T1)とターミナル4(T4)の間で無人走行車両(AV)による手荷物トラクターの本格運用を開始した。これは、空港内で実運用される初のAVとなる。
導入された無人手荷物トラクターは、航空機の到着・出発に伴う手荷物コンテナを自動で牽引・搬送する役割を担う。センサーやカメラ、位置情報システムを活用し、他車両や障害物を検知しながら、安全に指定ルートを走行する仕組みである。運用は管制システムで一元管理され、必要に応じて人による遠隔監視も行われる。
チャンギ空港側は、AV導入により人手不足への対応、作業効率の向上、安全性の強化を図るとしている。特に地上支援業務は24時間体制で稼働するため、反復的な搬送作業を自動化することで、スタッフをより付加価値の高い業務に振り向けられると説明する。
今回の本格導入は、一定期間の試験運用で安全性と安定性が確認されたことを受けたものだ。空港当局は、今後の運用状況を踏まえ、他ターミナルや別業務へのAV活用拡大も検討するとしている。
チャンギ空港は、デジタル化と自動化を柱に運営高度化を進めており、今回の無人車両導入は、次世代型スマート空港への取り組みを象徴する事例となった。


