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経済

2026年1月19日

チャンギ空港、2025年の国際線旅客数で世界4位に

 航空データ分析会社OAGの最新ランキングによると、チャンギ国際空港は2025年に世界で4番目に利用者の多い国際空港となった。国際線旅客数を基準とした順位で、世界有数の航空ハブとしての地位を改めて示した形である。
 
 OAGの集計では、チャンギ空港は年間を通じて高い運航本数と旅客需要を維持し、アジア太平洋地域を代表する空港として存在感を発揮した。2025年は国境規制の完全緩和後、観光・ビジネス渡航の回復が一段と進み、乗り継ぎ需要も堅調に推移したことが順位上昇の背景にある。
 
 上位には中東や欧州の巨大ハブ空港が並ぶ中、チャンギ空港は運航効率、ネットワークの広さ、乗り継ぎの利便性で高い評価を受けている。特にアジア、欧州、オセアニアを結ぶ中継点としての役割が強まり、航空会社各社が路線や便数を拡充した。
 
 空港運営会社は、旅客数の増加に対応するため、保安検査や出入国審査の自動化、デジタル技術の導入を進めてきた。加えて、ターミナル間の接続改善や商業施設の充実により、利用者体験の向上にも注力している。
 
 業界関係者は、今回の順位について「単なる回復ではなく、競争力を伴った成長を示している」と評価する。一方で、今後の課題としては、混雑対策や人材確保、持続可能性への対応が挙げられている。
 
 チャンギ空港は将来需要を見据え、第5ターミナル(T5)建設計画を進めており、完成後はさらに大規模な国際ハブとなる見通しである。今回の世界4位という結果は、シンガポールが引き続き国際航空の要衝であり続けることを示す指標となった。

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