シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPDBS、OCBCが最高値更新、SGXも上昇

金融

2026年1月12日

DBS、OCBCが最高値更新、SGXも上昇

 シンガポールの株式市場は2026年に入り堅調な値動きを見せ、DBSとOCBCの株価がいずれも過去最高値を更新したほか、シンガポール証券取引所(SGX)の株価指数も上昇している。これは、米国・ベネズエラ間の地政学的な緊張が高まる中でも投資家心理が堅調だったことを反映している。
 
 DBS株は1月7日に一時58Sドル台を突破し、史上最高値を付けた後も高値圏で推移している。OCBC株も同じく1月初旬に20Sドル台を超える場面があり、銀行株全体が市場をけん引した。これらの上昇は、利回りの高さや配当利回りの魅力に加え、2025年通年で堅調な収益基盤を背景に投資家の関心が強まっていることが背景だとみられる。
 
 株価指数をけん引したのは銀行株だけではない。SGX全体も上昇傾向を強め、Straits Times Index(STI)は4,700ポイント台に迫る値を示すなど、市場全体の強さが表れた。投資家の間では、配当利回りの高い銘柄や堅実な収益を示す企業に資金が向かっているとの指摘がある。
 
 こうした動きは、地域・世界の政治・経済の不確実性が高まる中でも、投資家がシンガポール市場を安全性や収益性の高い選択肢として見ていることを示唆している。引き続きマーケットは、企業業績や金利動向、外部環境の変化を反映しながら推移していくとみられる。

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