2026年1月9日
エコノミー・ライス店で不正返金を繰り返し窃取
シンガポール西部ブキ・バトクのエコノミー・ライス店で勤務していた29歳のマレーシア人男性が、不正な釣り銭処理を8回繰り返して現金を盗んだとして起訴された。検察によると、男性は客から50Sドルを受け取った後、100Sドルを釣り銭として渡す手口を用い、差額を不正に取得していたという。
事件は、店側が売上と現金残高の不一致に気付き、内部確認を進めたことで発覚した。防犯カメラの映像や取引記録の照合により、特定の時間帯で同様の不正が繰り返されていたことが判明し、当該従業員が関与していた疑いが強まった。
調べによると、男性は勤務中にレジを担当しており、短時間に同じ手口を複数回用いることで不正取得額を積み上げていた。被害総額は店側の申告に基づき算定され、警察が事情聴取を行った結果、起訴に至った。男性は容疑の一部を認めているとされる。
小規模飲食店では、現金取引が多いことから、レジ管理の甘さを突いた不正が起きやすいとの指摘がある。業界関係者は、二重チェックの導入、レジ締めの頻度増加、監視カメラの適切な運用など、基本的な管理体制の徹底が再発防止につながるとする。
警察は、雇用主に対し不審な会計差異が見られた場合は早期に確認し、必要に応じて通報するよう呼びかけている。本件は、職場内不正のリスクと内部統制の重要性を改めて示す事例となった。


