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2025年12月30日

ローレンス・ウォン首相、2月12日に予算案演説を実施へ

 シンガポールのローレンス・ウォン首相は、2026年度予算案(Budget 2026)に関する演説を2月12日に国会で行う。首相就任後としては初めての本格的な予算案演説となり、国内外から高い関心が寄せられている。
 
 今回の予算案は、物価上昇への対応や中間層・低所得層への支援策、企業競争力の強化、少子高齢化への備えなど、複数の重要課題を同時に扱う内容になるとみられている。政府はこれまで、生活費高騰への対策として現金給付や公共料金補助を段階的に実施してきたが、今回の予算案では中長期的な財政運営と社会保障の持続性がより強く意識される見通しである。
 
 ウォン首相は、これまで副首相兼財務相として複数回の予算案策定に関わってきた経験を持つ。首相就任後初の予算演説では、新政権としての政策優先順位や経済ビジョンが明確に示されるとみられ、今後数年間の政策方向性を占う重要な節目となる。
 
 特に注目されているのは、家計負担の軽減策に加え、企業の生産性向上支援やデジタル・グリーン分野への投資促進策である。加えて、労働力不足への対応や人材育成、社会の分断を防ぐ包摂的成長の実現も重要テーマとして取り上げられる可能性がある。
 
 予算案演説は国会で中継され、演説後には各省庁による詳細説明や国会審議が行われる予定である。2月12日の演説は、ウォン政権の政策姿勢と将来像を示す重要な機会として位置付けられている。

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