2025年12月10日
OG、Taste Orchardの賃料未払いでHao Martを約660万Sドルで提訴
シンガポールのデベロッパーOGは、食品テーマ型モール「Taste Orchard」に出店していたスーパーマーケット運営会社Hao Martに対し、賃貸契約違反などを理由に約660万Sドル(約7億3,000万円)の支払いを求める訴訟を起こした。
OGによると、Hao Martは2024年1月から11月までの約11ヵ月間にわたり賃料を滞納したほか、貸主の事前承諾を得ないまま店舗の一部を第三者に転貸していたという。これは7.5年の賃貸契約に明確に違反する行為であり、契約解除および損害賠償請求の正当な根拠になるとしている。
請求額の内訳は、賃料未払い分が560万Sドル、地価税の増額分が42万6,999Sドル、各種管理費などが36万6,699Sドル、未払い利息が17万8,857Sドルで、合計で約660万Sドルに達する。
一方、Hao Martは11月19日に反訴と抗弁を提出し、「OGの主張には事実認定の誤りがある」と反論。賃料未払いの事実そのものも否定しており、法廷で徹底抗戦する構えである。
Taste Orchardは開業から2年弱の新しい商業施設であったが、OGは2025年9月にHao Martとの契約終了を発表し、物件の明け渡しは同年12月31日までとされていた。OGは声明で、小売・飲食業界は「経済環境の悪化、消費行動の変化、規制強化という三重苦に直面している」とし、今回の問題もその影響を受けた可能性があるとしている。


