2025年11月21日
コーズウェイで大混雑 徒歩移動の長蛇の列が発生
11月17日、シンガポールとマレーシアを結ぶコーズウェイで、徒歩で国境を越える人々の長い列が確認された。Facebookには、ウッドランズ方面へ歩く人々が蛇行状に並ぶ様子が投稿され、利用者は「かつて整然としていたCauseway Linkバスの列が、今ではさらに混雑している」と状況を批判した。
投稿者によれば、これまでは土日朝に待ち時間なくバスに乗れたが、現在は10分以上並ぶ必要があるという。このため、一部の旅行者は渋滞回避の手段として、約1kmの歩行者用通路を使い徒歩で国境を渡っている。徒歩での所要時間はおよそ30分である。
11月21日から年末のスクールホリデーが始まるため、ウッドランズおよびトアス両チェックポイントではさらなる混雑が予想される。入国管理局(ICA)は17日のアドバイザリーで、通常より長い待ち時間を見込むよう注意喚起した。また、電子タバコの持ち込み取り締まり強化も実施される予定で、待ち時間に影響する可能性がある。
ICAは出発前にオンラインで交通状況を確認するよう呼びかけるとともに、車やバイクでの渡航者にはMyICAアプリで生成できるQRコードを活用したスムーズな手続きも案内した。海外渡航には依然としてパスポートの携行が必須である。
混雑を避けるため、越境バスの利用も検討するよう促している。


