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社会

2025年7月22日

シンガポール中部・東部で冠水の恐れ PUBが警戒呼びかけ

 シンガポールの水資源庁(PUB)は7月21日、タンジョン・パガー、セラングーン、アッパー・パヤレバー、イーストコーストの各地域で短時間の集中豪雨による冠水(フラッシュフラッド)のリスクがあると発表した。
 
 SNSプラットフォーム「X」での投稿によれば、午前11時20分から1時間の間、Craig Road(ダクストン・ロード〜タンジョン・パガー・ロード間)の通行を避けるよう市民に呼びかけた。続いて午前11時30分からは、セラングーンのLorong Gambir周辺についても同様の注意が促された。
 
 さらに午前11時38分からの1時間は、アッパー・パヤレバー地域の以下の地点が冠水の危険区域とされた:
 
 Lim Teck Boo Road〜Rochdale Road間のUpper Paya Lebar Service Road
 
 Upper Paya Lebar Road近くのJalan Lokam
 
 Jalan Usaha近くのThrift Drive
 
 午後12時1分の投稿では、Upper East Coast Road近くのJalan Pokok Serunaiでも1時間の間、通行を避けるよう警告している。
 
 気象庁(MSS)は7月16日の発表で、今後2週間の間に午前中および午後にかけて島内各所で雷を伴う短時間の激しい雨が予測されているとした。また、スマトラ・スクオール(インドネシア方面からの突風を伴う嵐)の影響により、早朝から朝にかけて島全体で雷雨が発生する日もある見込みである。
 
 PUBは、天候が急変しやすいこの時期、市民に対して低地や排水路周辺の歩行や通行を避けるよう注意を促している。

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