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経済

2020年9月16日

7月のゴム輸出、前月比18%増の4.5万トン

 マレーシア統計局によると、2020年7月の天然ゴム輸出量は前月比17.6%増の4万5,386tだった。輸出先は中国が58.9%を占め、これにドイツが6.0%、フィンランドが5.1%、イランが3.9%、台湾が3.0%で続いた。国営ベルナマ通信が9月14日付で伝えた。
 
 7月の生産量は4万1,801トンで、前月から24.7%増加。一方で7月末時点の天然ゴム在庫は23万5,119トンで、1カ月で7.4%減少した。新型コロナウイルスの世界的流行を受けてゴム手袋生産が盛んになっていることが背景にある。
 
 一方、7月の天然ゴム消費量のうち、ゴム手袋は76.9%に当たる3万6,024tを占めた。またゴム手袋の輸出額は前月比14.0%増の31億7,000万米ドル(約3,350億円)だった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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