プーケット空港から約80キロメートル、車で約50分程のところにカオラックはある。Phang-Nga(パンガー)県のTakuapa(タクアパ)と言うプーケット島を越えてまっすぐ北上する国道沿いの海岸線に広がるリゾート地だ。
アンダマン海の黄金色の砂浜とコバルトブルーの海の美しさもさることながら、アジアで2番目に大きいカオソック国立公園やカオラック国立公園が後に控えており、手つかずの大自然が迎えてくれる。
津波の被害も大きかったところではあるが、土地の人々は力強く復興へ向けて取り組んで来た。今や、ホテルを始め、様々な施設や商店も津波以前の状況にほぼ回復している。暖かい笑顔で迎えてくれるタイのホスピタリティーも健在。10月以降がまさにハイシーズンのカオラック、どっぷりと大自然に浸りに出掛けよう。
もともとタイ随一のダイブスポット、シミラン・スリン諸島エリアへ日帰りでアクセス可能な絶好の立地を誇ることから、ダイバーには知られていたが、十数年前からヨーロッパ人を中心に隠れ家的なビーチリゾートとして人気を集めて来た。団体旅行者も少なく、日本人にもあまり知られていないこれからのリゾート。プーケットの喧噪とは異なり、静かでのんびりとした雰囲気が何ともいいところだ。
ホテルの目の前のビーチにもしつこい物売りなどもおらず、それぞれのリゾートを気ままに楽しめるのがありがたい。たいていのホテルは西向きのビーチに面しているので、アンダマン海に沈む荘厳な夕日をのんびり眺めるという贅沢が存分に味わえる。
エコツーリズムとは、自然の営みと人と自然との関わりを楽しむと共に、その対象となる自然環境や文化の保全に責任を持つ観光のあり方を指す。
プーケットを始め、もともと観光業に携わる人々の割合が圧倒的に高いこともあり、この地域でエコツアーの発想が定着しているのも納得がいく。
カオラックでいうと、ダイブスポットであるシミラン・スリン諸島エリアでも、雨期に入るローシーズンの間はダイブボートも立ち入らず、珊瑚の生育を促す対応がなされている。また、ラフレシアを見に行くにしても、その土地に暮らす人々が、観光客を案内するシステムが取られるなど、自然環境を自発的に守り、現金収入を得るという仕組みもできている。
このエリアで唯一立派な牙を持つ28歳の雄象、ウーテンの背中にまたがる。その高さ約2.8メートル。のっしりのっしりとジャングルの中に入って行く。背の高い熱帯樹の葉陰を潜り、時には象の足一つ程の幅の細い獣道を歩く。上り降りもかなりきついので、思わず腰掛けている鞍にしがみつく。高台にでると、カオラックを見渡すことができ、低層のリゾートホテルやビーチが目に入る。慎重に開発されているエリアというだけあって、とても調和のとれた眺めだ。ゴムのプランテーションの中を通ると、ゴムの木に装着された容器にゴムの樹液がしたたるのをすぐ側で観る事が出来る。象の歩みに慣れた頃、開けた土地に出る。そこには、コーヒー、マンゴスチン、ランブータンの木が植えてあり、象使いがそれぞれの名前を教えてくれた。6・7月頃には、たわわに果実が実る様子がみられるという。約1時間があっという間に過ぎ、元の場所に戻って来る。暑さにも負けず歩き通したウーテンにモンキーバナナのチップを弾む。
約15本の5メートル以上はある竹で作られた長い手づくりの筏は、全くシンプルな作りの二人乗りのカヌーだ。筏の竹は全てひもで結わえられており、一段高くなった所に座る所がついている。竹を結わえただけのものだから、お察しの取り、水が寄せるとお尻までひんやりと清流が沁みてくる。熱帯独特の巨大な竹林や濃いグリーンの木々を見上げながら、時にはマングローブの横をゆるゆると下る。色鮮やかなトンボや蝶が舞い、蛇やカワセミに遭遇することもある。気分は落人といった感じでゆったりとした時の流れに身を任せると、瞑想にでもふける感じで癒される。水先案内人が器用に竹1本で速い流れも漕ぎ分けて行く。約40分の筏の旅は森林浴も兼ねていて最高の気分を味わえる。
ラフレシアはその名の通り、シンガポールに最初に足を踏み入れたイギリス人、東インド会社のラッフルズ卿によって発見された東南アジアの一部の地域でしか見る事の出来ない世界最大の花。大きいもので直径1メートルほどになる。花の咲く時期はたいてい10月から3月までで、開花してから3日から7日程で枯れてしまうという未だ生体系が明らかになっていない神秘の植物。
もともと石灰質の岩で出来た島が160もあるパンガー湾だが、その中でも一番大きいパナック島は、島の真ん中が海沼(ラグーン)になっている。そのラグーンへ外から到達するのに海から50cm位の幅しかないような鍾乳洞を潜っていく。ゴムボートのようなシーカヌーは、漕ぎ手も入れて三人乗り。カヌーにすっぽり隠れるように仰向けに体を倒して鼻先すれすれの鍾乳洞を見上げながら100メートルほどすすむとラグーンにでる。そこだけ切り取られたように穏やかで明るいラグーンは、まるで別世界のような静けさ。潮が満ちて来たらこのラグーンから出られなくなるのでは、とドキドキしながらマングロープの間をくぐるようにしばしカヌーを泳がせる。あらゆる表情をもつ自然を垣間みるようで忘れられない体験になること間違い無し。
プーケット在住6年、現地のエージェントを経営。その豊富な経験からいろいろな旅の我が侭に答えてくれる、笑顔が素敵な頼もしい方。
カオラックは、山のリゾート、海のリゾートが融合した、他国ではなかなかない環境があります。どのホテルも比較的新しく、快適なリゾートを満喫頂けます。これからのハイシーズンにむけて、是非ラフレシアを見に来て下さい。ラフレシアが観られるスポットも独自に開拓し、専属ガイドとともにご案内します。一日中遊んだ後は、温泉へお連れする事も出来ます。手つかずの自然が残るカオラックに是非いらして下さい。
カオラックでも人気のバンニャンビーチの中心部に広大な敷地を使って建てられた高級リゾート。タイ風の屋根を持ったヴィラタイプの部屋を中心に全146室ある。入り口正面からプールを眺めるとその敷地の大きさに思わず深呼吸。白を基調にした建物と、プールのプルーのコントラストが映える。タイスタイルの合掌造りの屋根が印象的な、ヴィラタイプの部屋がリゾートムードを盛り上げる。3つあるプールはどれも個性的で、ひとつはハネムーナー専用なんだとか。一番大きなプールを囲むように立つヴィラはどれも広々としており、ベッドルームに隣接する寛ぎのエリアはタイクッションの上にごろりと横になることができたりと、モダンな中にもアジアのムードがたっぷり。ビーチフロントに並ぶハネムーンヴィラは、海を眺めながらの大きなジャグジーが配されるなど、一生の思い出となる旅行を演出するにふさわしい造りが心憎い。レストランの種類が多いので、長く滞在しても飽きのこないラインナップ。お勧めは、ビーチを望むレストラン。特別な日には、二人だけのディナーをルーフトップで、などのアレンジをしてくれる。
家族にもカップルにもお勧めのリゾート。
カオラック メルリン リゾートは、カオラックの入り口であるカオラックビーチにあるとても個性的なデラックスリゾート。もとあった地形を活かして、なだらかな丘の上からビーチにむかって茶色で統一されたタイ様式の低層の建物がのびている。200も部屋数があるにしては、とてもプライベートな感じで好感度大。ファンクションルームなどもあるので、企業にも人気がある。190メートルもの緩やかなカオラックビーチの海岸線の後ろに広がる約6万平方メートルもの敷地を贅沢に使っており、敷地内には、自然の状態を保った大きな木や竹などの周りを巡る小川もあり、自然いっぱいの穏やかな雰囲気が嬉しい。一階のプールに面した部屋に泊まれば、部屋から直接プールに出る事ができる。プールに導かれるようにビーチへと向えば、滑り台付きの大きなプールにたどり着く。ホテル独自のスパは、とても洗練されており、屋根付きのスパプールを囲んで10のトリートメントルームがある。スパで使用されるスクラブ等はすべて新鮮な材料から作られており、マッサージなどの施術も確か。半日程じっくりスパに籠って都会の疲れをリセットするのに最適。
通りに面したこぢんまりとした入り口を入ると、海と森に包まれたリゾート、カオラック パラダイス リゾートのゆったりとしたおもてなしが始まる。ジャングルの中に渡された吊り橋を進むと、24室のデラックス・シービュー、4室のヴィラ・シービュー、2室のパラダイス・スイートが点在するのが見える。自然の景観を大切にして建てられたリゾートというだけあって、苔むした岩や背の高い熱帯樹が建物とマッチしながらナチュラルな雰囲気を盛り上げる。全室シービューという贅沢な設計はもとより、大理石を使ったバスルームも豪華。インテリアもテイストの効いた造りになっており、バンヤンツリーのリゾートを彷彿とさせる感じ。ゆったりとしたバルコニーもくつろげそうだ。ここから時々蛍が見える事もあるそう。椰子と芝生の開放的な雰囲気の敷地には、趣向を凝らしたスイミングプールやサンセットが眺望できるビーチサイド・レストランがある。ひっそりロマンチックを満喫したいカップルにお勧め。スパも完備。