シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXトラベルTOPClubMedバカンス「チェラティンビーチ」

マレーシア

2006年5月1日

ClubMedバカンス「チェラティンビーチ」

01

今やトータルバカンスの代名詞となったクラブメッド。現在世界40カ国に90カ所以上のプライベートリゾート、バカンス村があり、アジアではお隣のビンタン島、プーケット、バリ島を含む9カ所にある。それぞれのバカンス村は、その土地の風土や文化を建築やインテリアに取り入れた個性的なものだが、クラブメッド流バカンスの雰囲気とサービスは、どのバカンス村を訪れても共通している。スポーツなどのアクティビティやパーティを思い切り楽しんでいるうちに初対面の大人も子供も自然に打ち解けていく、その居心地の良さが忘れられずに世界中のクラブメッドを訪れるリピーターが多いという。家族連れの60%はリピーターというから驚きだ。クラブメッド・バカンスを未経験な読者へ、AsiaXが実況体験レポート。

 

クラブメッドの流儀

【その1】クラブメッド的ステイ「オールインクルーシブ」

クラブメッドでのんびりと過ごすバカンスはオールインクルーシブ。豊富なアクティビティプログラムや、ワインやビールも飲み放題で楽しめる毎回の食事も全てパッケージに含まれている。スポーツのレッスンや各種エンターテイメント、子供のためのプログラム(4歳以上)ですら料金に含まれているので、バカンス村ではまさに財布を持たずに過ごす事が出来る。

※スパのサービス、バーでの飲食、ショップでの買い物等は別途チャージされる。

【その2】クラブメッドのゲストはGM(ジーエム、ジェントルメンバー)と呼ばれる

クラブメッドは会員制のバカンスクラブ。会員になるための特別な資格や条件はなく、誰でも入会できる。12歳以上のゲストは、旅行申し込み時に手続きをする。入会金と年会費は初年度のツアー出発日より一年間有効となり、その後再びクラブメッドを訪れる際、更新が必要な場合は年会費40S$を支払えばOK。年会費にはバカンス村での保険料も含まれている。

【その3】GO(ジーオー/ジェントルオーガナイザー)の笑顔と元気に会いに行く

数カ国語を操るGOは、クラブメッドのムードメーカーであり、とてもフレンドリーなスタッフ。彼らは、多国籍でマルチカルチャーなクラブメッドの象徴的存在だ。

時にはレストランで、時にはビーチでのレクリエーションプログラムで、アクティビティのレッスンで、また子供達のためのプログラムで、GOはGMがバカンスを楽しむためのサポートを担う。GOはランチやディナーをGMと相席して一緒に楽しむこともあり、世界各国から来たゲスト達の架け橋となってバカンス村に活気を与えてくれる。また、華麗なショーが始まる夜には、エンターテイナーとなり、ミュージカルやユーモアたっぷりのコメディでバカンスを盛り上げてくれる。

【その4】充実のキッズプログラムで、子供も大人も、それぞれのバカンス

03クラブメッドでは、家族皆が素晴らしい時間を過ごせるよう、子供向けのサービスがとにかく充実。プティクラブでは2~3歳(有料)、ミニクラブは4~10歳、ジュニアクラブでは11~17歳まで、という分け方で年齢に応じたプログラムが日々盛りだくさんに用意されている。資格を持ったGOも常駐し、安心して子供を預けることができる。バカンス村には幼稚園並みの託児施設があり、プレイグラウンド、子供用プールなどが併設されている。プログラムには、室内で遊ぶものからバカンス村内のスポーツ施設に出かけてアーチェリーやテニスにチャレンジと、1日中飽きる間もなく楽しい時間が過ごせる。ランチや夕食の時間も子供を預かってもらえるので、1日ゴルフに出かけたりと大人だけの特別な時間を過ごす事も可能だ。

アジアのバカンス村では、2006年夏よりベビーサービスを開始。赤ちゃんと一緒でも安心! 部屋選びから、ベビーバスや電子レンジなどの施設、ベビー用の食事等が無料で利用できるなど充実のサービスが楽しめる。

 

クラブメッドのコト始め

041950年、ベルギーの水球チャンピオン、ジェラール・ブリッツは、スポーツ好きの仲間とともに、ビーチキャンプをおこなう非営利組織の設立許可を申請。そして太陽がいっぱいの地中海に浮かぶ美しい島、マジョルカ島に数100人もの若者を招き、皆で1カ月ほどのバカンスを楽しんだ。一人一人がバカンスを思い思いに過ごせるように、宿泊はもちろん、さまざまなスポーツや食事などすべての料金を含むオールインクルーシブという画期的なコンセプトを開発し、滞在したゲストの希望や我が侭をどんどん取り入れた。その成功の後、タヒチのようなビーチリゾートからサホロのスキーリゾートまで、島あり、ジャングルあり、都会ありと個性豊かなバカンス村を世界40カ国、90カ所を越える地域に拡大していくに至った。

 

クラブメッド・チェラティンビーチ

05ホスピタリティ・アジア・プラチナムアワードでマレーシアの「ベスト五つ星リゾート」に選ばれたクラブメッド・チェラティンビーチをご紹介。

チェラティンビーチは、マレー半島の東海岸のゲートウェイ、パハン州の州都クアンタンから車で45分程度の南シナ海に面したところにある。シンガポールからは、飛行機で約4時間(クアラルンプールで乗り換え)、車なら約7時間程度のところだ。

クラブメッド・チェラティンビーチは、アジアで最初に出来たクラブメッドであり、最大の規模を持つ。2004年に改修工事を終え、ファミリーやカップルにも十分対応できる五つ星クラスのリゾートとして一新した。周囲で目にするものはカンポン集落と手つかずの熱帯雨林、そして広大な南シナ海。自然と調和した静かな環境が人気で、欧米や日本、韓国などから大勢のゲストが訪れる。800mもの象牙色のプライベートビーチを持ち、そのビーチに沿うように伝統的なマレー様式を模した木造建築のリゾートが立つ。海風を取り入れ湿気を逃がす高床式の横に長い建物が板張りの渡り廊下で繋がっている。

06レセプションのある母屋から離れるほどに時が流れる速度が緩やかになっていく。シンプルな中にもモダンアジアのテイストが加味された木目調の部屋もゆったりくつろげる空間だ。海に面したデラックスルームを選べば、羽布団に固さの違う枕など、こだわりの寝具まで用意されている。ハネムーンや特別な日の滞在はスイートがおすすめだ。大きなバルコニーがありとてもロマンチックな雰囲気。(バースデーやハネムーンのお祝いには特別なアレンジが可能なので、予約時に確認することをお勧めする)

リゾートの隣には、ウミガメの保護センターがあり、4月から10月の間の産卵シーズンには浜辺でウミガメを観る事も出来る。また、バカンス村からツアーも出ているので、パハン川に続くチニ湖を訪れて太古の自然がそのまま残る熱帯雨林を散策するツアーや、ナイトマーケットに出かけるツアーなどに参加してみるのも良い。旅の思い出に彩りを添えてくれるだろう。

 

クラブメッド・チェラティンビーチでの1日

07波の音に目覚めて、しっかり朝食をとったら、その日のアクティビティをチェック。バカンス村内での催し物の案内は、各国語で表示されており、クラブメッドが初めての場合でも、自由自在のバカンスを着いたその日から楽しむ事ができる。ロビーやレストランのあるエリアに囲まれたプールでは、元気なGO達がゲストに声を掛けながら、クラブメッドならではのサンダンスをヒップな曲に合わせて踊っている。喧噪を離れたいゲストは、どこまでも長く続くビーチで、南シナ海の風に吹かれのんびり読書にふける。バティックペインティングにトライできるスタジオや、ヨガクラスに足を運ぶのもいい。子供達も朝から晩までキッズクラブで存分に遊び、大満足の一日を過ごす。

09

リゾート界隈には数千ともいわれる尾長ザルが生息し、バカンス村を徘徊している。

マンダラスパ直営のスパビレッジで都会での疲れをしっかり取り除いたら、アーチェリーやサーカススクールでの空中ブランコなどいろんなアクティビティにもチャレンジできる。バカンス村内を2両編成で走るビーチ列車にのってパハンビーチに出かければ、マリンスポーツも楽しめる。さすがフランス企業のクラブメッドだけあって、食事にも妥協はない。豪華に用意された各国料理のビュッフェに舌鼓を打ち、ワインを好きなだけ頂く。和食コーナーも常設されており、手作りのベビーフードまである。ペイストリーシェフが用意する焼きたてのパンやデザートも本格的。ディナーの際のドレスコードが毎日代わるので、事前にチェックの上、テーマカラーを纏ってバカンス気分を盛り上げよう。夜のエンターテイメントショーを見た後、心地よい眠りにつく、というのが典型的なバカンス村での一日だ。家族連れ、カップル、女同士の旅などあらゆるニーズにしっかり答えてくれる盛りだくさんのチョイスが何より嬉しい。

 

クラブメッドホームページ

 

GOクローズアップ ― パラダイスで仕事をするということ。

10クラブメッドに欠かせないのがこのGOの存在。仕事とはいえ、いつもフレンドリーで元気な彼らに話を聞いた。

スポーツチームのリーダーとして、20名のGOをマネジメントするマキシムさん(写真)はフランス出身。過去5年の間にカリブ海やヨーロッパなど世界中のクラブメッドで勤務して来た。十代の頃、家族と訪れたバカンス村での経験をきっかけにGOになったという。「GOとしての経験は若い人には最高でしょう。世界各地のパラダイスで働き、世界各国からの仲間と知り合い、そしてGMの笑顔の為に全力を尽くす。他では出来ない経験です」と語る。特にアジアのバカンス村のGO達は、プロ意識もあり、モチベーションも高いので、リーダーとしての苦労も少ないとしながら、「GOは、GMの楽しい滞在のために仕事をしている訳だけど、GMに自分たちの生活の全てを支えてもらっています。自分の部屋を一歩外に出て胸に名札がある以上は、顧客満足を考えてGMを100%サポートすべきです。それを忘れてしまうとプロ意識が薄れ、後で現実社会の仕組みに戻る事すら難しくなるんです」とその心がけを教えてくれた。確かに、バカンス村で場所を訪ねても彼らは行きたい場所まで同行してくれる程親切だ。平均年齢20代後半のGO達は、結婚やキャリアチェンジを機に、平均3年程勤務してクラブメッドを去る。「今後はマネジメントの一員として、また別のバカンス村で働きたいです」というマキシムさんは、いつかは村長になることも視野に入れてクラブメッドでキャリアを積んでいくつもりだそうだ。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.073(2006年05月01日発行)」に掲載されたものです。
文= 桑島千春

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXトラベルTOPClubMedバカンス「チェラティンビーチ」