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タイ

2008年10月20日

ファミリー大満足のワンダーアイランド「プーケット」

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プーケットはタイの南西に位置し、アンダマン海に浮かぶタイ最大のリゾート島。シンガポールからは飛行機で約1時間半と至近。南北に約48.7km、東西に約21.3kmと、日本の小豆島やシンガポールとほぼ同じ面積で、無人島を含む39の島に囲まれており、その数々の美しいビーチと自然から、「アンダマン海の真珠」とも呼ばれる。その最大の魅力は、成熟したリゾートだからこそ、数々のアクティビティーやホテルが充実していること。カップルやグループ、家族連れの誰もが楽しめるほどその懐は深く、何度訪れても新鮮な発見がある。今回は、特にファミリーにお薦めしたいプーケットをご紹介。11月~3月がベストシーズンのプーケット、皆の喜ぶ顔を見るのが待ち遠しくなる。

プーケット・ストーリー

Screen Shot 2015-06-18 at 4.35.48 pm「プーケット」の意味は、マレー語の「丘」と言う意味をもつ「ブキット(Bukit)」から来ているという。アンダマン海の貿易の要所として発展し、19世紀に入って、錫(すず)鉱山の採掘やゴムのプランテーションなどの産業が盛んになり、中国南部からの移民が大量にプーケットにやってきた。プーケットの人口約30万人のうち、中国人系のタイ人が多くを占める。70%が仏教徒、20%がイスラム教徒、10%がヒンズー教やキリスト教徒からなる。1967年、タイ本土とプーケットを結ぶサラシン橋が完成し、1976年にはプーケット国際空港が開業、80年代以降、世界有数のリゾート観光地として発展してきた。2004年12月のスマトラ沖地震による津波の被災の記憶は褪せないものの、町並みやリゾート地はほぼ全て復興し、地元住民達の努力、タイ政府観光局や各国航空会社の精力的なキャンペーンなどにより、現在では被災以前の観光客数の水準に回復している。

家族みんなが楽しくなるイリュージョン!

毎日がフェスティバル、スケール感満点のテーマパーク
ファンタシー(FantaSea)

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02今やプーケットの一大名所となったプーケット・ファンタシー。夕方にだけ開園するテーマパークで、140ヘクタールという広大な敷地に娯楽施設、レストラン、巨大シアターが揃う。エキゾチックなタイの異国情緒を存分に醸し出しつつ、その歴史や伝統の持つ美しさを、誰もが楽しめる現代のエンターテイメントとして昇華させている。ハイテク技術を駆使した華やかな演出など、ラスベガスのショーを目指したといい、そのスケール感はなかなかのもの。

メインイベントは、スコータイ王朝時代の宮殿を再現した壮観なシアター「象の宮殿(Palace of the Elephants)」にて、夜9時から上演されるハイクオリティなイルージョンショー「Fantasea of Kingdom~王国のファンタジー」だ。座席数3000という巨大シアターは圧巻。ショーの内容は、全11章で構成されたタイのファンタジー王国物語。伝統的な男女の宮廷舞踊やタイ南部に伝わる「ナン・タルン」と呼ばれる影絵、魔王と王子の戦いなどが次々と披露される。じっくり伝統芸能を見せる合間に、笑いを誘いつつ驚きのマジックショー、フィナーレでは20頭もの象達が登場したりと、飽きさせない演出になっている。

当日は、ショーの2時間ほど前に早めに到着してファンタシーの施設を丸ごと楽しもう。シアターへのプロムナードは、カーニバルムードたっぷりで、手工芸品、ジュエリー、リゾートファッションのショップや、民族衣裳を着て写真が撮れる写真館などが並ぶ他、各種ゲームが楽しめるエンターテイメントセンターがあり、屋外パフォーマンスも随時行われている。また、是非立ち寄りたいのが、南国に暮らす動物達が集まったタイガージャングルアドベンチャー。室内の動物園で、白い宮殿に横たわるホワイトタイガーは一見の価値あり。また、4000席を誇る豪華絢爛のタイの宮廷をイメージしたゴールデンキンナリービュフェレストランで各国料理を楽しむことができる。

 

Phuket FantaSea
99 Moo 3 Kamala Beach Kathu Phuket 83150 Thailand
Tel:+66 (0)76 385 000(日本語/英語可)
営業時間:17:30~23:30 公演時間:21:00~約1時間半
※毎週木曜日定休

 

ママにご褒美、半日エスケイプ

いつも家族にやさしいママ。ホテルから少し離れてショッピング&スパに出掛けてはいかが。体にも心にもセラピー効果、ママもきっと大満足。

お得感十分のショッピング
ジムトンプソン アウトレットショップ

04タイといえば、ハイクオリティとそのデザインの美しさで根強い人気のジムトンプソン。ここプーケットに来たら、是非立ち寄りたいのがジムトンプソン アウトレットショップ。プーケットタウンの外れにある「The Courtyard」というショッピングアーケードの2階と、バンタオビーチ近くの「Canal Village Laguna」内の2ヵ所にある。アウトレットショップなので、最新シーズンの商品はないが、ポーチや各種バック、Tシャツ、クッションカバー、ネクタイ等が定価の30%から50%オフで購入できる。また、シルク生地も1m300~500バーツほど。織りの美しい厚手の生地は自宅用のカーテンやソファカバーに、薄手のシルクならドレスを新調してもいい。


Jim Thompson Outlet Shop,The Courtyard
90/5 Moo2, Chaofa Rd. West, By-pass Road South, Phuket 83000, Thailand
Tel: +66 (0)76 264 468
営業時間:9:00~18:00

Jim Thompson Outlet Shop, Canal Village Laguna
390/1 Moo1, Srisontorn Road, Chenglalay, Thalang, Phuket 83110, Thailand (Unit 12-13, 15)
Tel: +66 (0)76 270 957
営業時間:10:00~20:00
Jim Thompson Webサイト

 

腕利きセラピストの待つ隠れ家スパへ
カナシィア・スパ(Cannaceae Spa)

05ジムトンプソンのアウトレットショップ至近にある一軒家のスパ。熱帯の濃い緑に囲まれ、誰かの邸宅にいるような寛ぎの雰囲気で出迎えられる。日本語のスパメニューもある。

本格的なタイマッサージは、タイのパジャマに着替えてフローリングの上に敷かれたマットレスの上で行われる。独特のストレッチを取り入れた強めのマッサージの後は、身体もすっきり。その他のスパトリートメントは、離れのタイ様式の長屋に通され、個室でトリートメントを受ける。お勧めは、効能別に配合された自家製スクラブ。タイ産ハチミツ、ヨーグルト、ゴマを配合したボディーポリッシュや、タイハーブをフレンドしたスクラブなどを試したい。マッサージの種類もタイマッサージ、アロマセラピーマッサージ、スポーツマッサージなど種類も豊富で、熟練セラピストの手がじっくりとコリをほぐしてくれる。

各種パッケージは、それぞれのトリートメントを組み合せて1時間45分から3時間半のものがある。ホリデーの終わりに、遊び疲れた身体を癒して空港へ向うゲストも多いのだとか。遠出した分、お値段もホテルよりグンと低いのが嬉しい。


Cannaceae Spa
51/17 Soi Thep-Anusorn, Chao-fa Rd., Wichit, Muang, Phuket 83000, Thailand
Tel: +66 (0)76 264 429, 524 608
営業時間:9:00~21:00

ファンタジーいっぱいのホテルステイ

いつもより子供が主役になれるホテルを中心に、家族全員の快適も約束してくれる個性派ホテルをご紹介。ファンタジーたっぷりの子供部屋があるホテル、キッズクラブ※や子供専用プールなどの設備が充実したホテルがおすすめ。

※キッズクラブ
ホテル内に設けられた子供の遊び場や託児所。ホテルによって、大きさや設備は異なり、時間によってクッキングやアートクラス、ゲームなどのプログラム(一部有料)を提供している。ホテルの専門スタッフが数名常駐している場合が多く、ある程度の年齢の子供は、親が同伴せずに預かってもらうこともできる。利用条件は各ホテルで異なるので要チェック。

ホリデイ・イン・プーケット

☆☆☆☆

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プーケット随一の繁華街、パトンビーチの中心部にあり、ホテルライフ以外にも、買い物や食事に便利。2年前に全面改装が終わり、全体の雰囲気は5つ星ホテルにも劣らないモダンで落ち着いた装い。ビーチに近い方がメインウイング、奥の方にはプライベート重視の落ち着いたブサコンウイングと2つの客室棟に分かれる。今回注目なのが、メインウィングにあるファミリー大感激の子供専用スペースのある客室。スーペリアルームで、両親用のキングベッドのほかに、壁で仕切られた2段ベッドとテレビ付きの子供用スペースがある「キッズスイート」や、通常のスーペリアルームと、隣のコネクティングルームが子供部屋になっていて計2部屋からなる「ファミリースイート」がある。こちらの子供部屋は、パイレーツをテーマにした内装とボート型の特注子供用ベッド2台がある。どちらにもPS2、こども用デスク、テレビ、おもちゃ箱が装備されている。また、キッズクラブは、5~12歳対象で無料で利用できる。毎日のプログラムが曜日毎に組んであり、アートクラス、タイダンス、ボーリングやゲームなどバラエティーも豊富。キッズクラブ横にある子供用プールも人気。12~19歳のみが利用できる「Club 12+ペアレントフリーゾーン」もあり、1日100バーツでPS2やコンピューターゲーム、ビリヤード、カラオケ、DVD鑑賞などが楽しめる。子供達が遊びに夢中の間に、大人はのんびりくつろいだり、またはタイ料理のクッキングクラスなどアクティビティーにも参加できるだろう。アスパラスパがブサコンウィングに併設されているので、マッサージなどのトリートメントを楽しんで心身ともにしばしリラックスできるはず。館内には各国料理が楽しめるレストランが4つ。釜焼きピザで有名なテラッツォには外からのゲストも訪れるという。


Holiday Inn Resort Phuket
52 Thaweewong Road, Patong Beach, Phuket 83150
Tel:+66 (0)76 340 608, 609
Fax:+66 (0)76 340 435

 

ラマダ リゾート

☆☆☆☆

07プーケットで2番目に長い白砂ビーチカロンビーチから徒歩5分にあるファミリーホテル。建物や客室の全体の雰囲気は、サンタフェ調で明るくシンプルな感じ。小学校以下の小さい子供がいる家族連れに人気の秘密が、アドベンチャー・ルーム。選べる3つのテーマの内装をもつ子供部屋が、両親が宿泊するスタンダードルームとコネクティングルームとして繋がっている。潜水艦の中にいるような「水中ルーム」、広い宇宙に浮かんでいるような「宇宙ルーム」、そして女の子には、プリンセス気分満点の「お城」がテーマの「デュプレックス・スイート(中2階付き)」がおすすめ。また、リビングルームとダイニングエリアのある2ベッドルームのファミリー・スイートもある。

恐竜や巨大きのこが待つ子供用プールは大きめで、長めのスライダーがある。プールの目の前にあるキッズクラブでは、曜日毎に組まれた各種アクテビィティーが用意され、一日中食べ放題のアイスクリームやポップコーンなどを常備。プール脇にある大きなお城は、中がダイニングエリアになっていて、水着のまま食事をすることもできる。ホテルのメインダイニングは、Joe Kool’sというアメリカンレストラン。壁に張り付いた本物の車に往年のスター達のポスターにわくわくするのは子供だけではないかも。ホテルに併設されているスパはないが、タイマッサージをプールサイドでアレンジしてもらえる。また、併設されたコーヒーショップのコーヒーは本格的で、クーラーの効いたリビングセットに腰をかけて読書などを楽しむこともできる。


Ramada Resort, Karon Beach Phuket
568 Patak Road, Tambon Karon, Amphur Muang, Phuket 83100, Thailand
Tel: +66 (0)76 396 666
Fax: +66 (0)76 396 444

 

インディゴ・パール

☆☆☆☆☆

08空港から10分、国立公園そばの閑静なナイヤンビーチに立つリゾート。2006年12月にリニューアルオープンして以来、アジア有数のデザインリゾートとして知られる。シックに落ち着いた色調の中に、鉄でできたオブジェや深いブルーのガラス細工がセンスよく置かれている。錫鉱山で一時賑わったプーケットの歴史を今に垣間みるというコンセプトをもとに、ホテル全体を錫工場のイメージにしているだけあって、工具のモチーフのインテリアやドラム缶のランプなどが随所に見られる。

家族連れなら、ホテル棟にある2通りの客室がおすすめ。鉱山で使用されたドリルの名前に由来する「ケリークォーター」と名付けられたスタンダードルームは、バルコニーを入れて40m2、「パールベッズ」のスイートタイプは、ゆったり60m2ある部屋に、足付きのバスタブとリビングセットが置かれた12m2のバルコニーがある。いずれもコネクティングルームでの利用も可能。どちらの部屋も、上質のアメニティーが充実している上、鉄の部品や歯車をモチーフにしたインテリアや家具が楽しく、大人の遊び心も刺激する。

ホテル内のプールは3つあり、子供用プールもある。広々としたキッズクラブ「ティンボックス」は、日々異なるプログラムで子供達を楽しませてくれる。

レストランは、多国籍料理やグリルレストラン、伝統的なタイ料理が楽しめる他、その他3つのバーやカフェも含めてそれぞれ個性的な雰囲気で迎えてくれる。キッズメニューも常備。また、離れにあるインディゴ・スパも静寂に包まれた癒しの空間。アジアのハーブやアロマオイルを存分にブレンドしたオリジナルのスパ製品を使い、あらゆるマッサージ技術を応用した独自のボディトリートメントプログラムが試せる。


Indigo Pearl
Nai Yang Beach & National Park, Phuket 83110, Thailand
Tel:+66 (0)76 327 006
FAX:+66 (0)76 327 338, 339

 

 

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.132(2008年10月20日発行)」に掲載されたものです。
文= 桑島千春

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