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経済

2015年1月5日

GICとテマセクの2014年の投資、域内と米州に軸足

世界各地における2014年の企業の合併・買収は6年来の最高で、国営投資会社のテマセク・ホールディングスとシンガポール政府投資公社(GIC)も前年より投資を増やした。

 
シンクタンクの英ソブリン・ウエルス・センターのまとめによると、テマセクの投資は49件、139億米ドル(約1兆6,738億円)相当(前年は44件96億米ドル、約1兆1,560億円)、GICの投資は60件、89億米ドル(約1兆717億円)相当(同43件66億米ドル、約7,947億円))だった。

 
アジア太平洋地域への投資が多かったが、両社とも中南米、北米への投資を増やした。サンパウロに事務所を開設したGICは前年の3.8倍に当たる約5億米ドル(約602億円)をスポーツ用品オンライン小売店、オフィスビルなど中南米に投資した。

 
テマセクはニューヨークに事務所を開設し、北米で13件、20億米ドル(約2,408億円)の投資を行った。投資対象にはクレジットカードのシンクロニー・フィナンシャルが含まれる。

 
中国企業への関心も高く、ニューヨーク証取で株式を公開した中国のEコマース業者、アリババの株1.03%を取得。同証取上場の京東商城(JC.com)、チータモバイルにも出資した。

 
テマセク、GICとも投資の中心はアジア太平洋地域で、高額取引10件のうち7件が域内だった。GICの最大投資はパシフィックセンチュリープレイス丸の内買収だった。両社は欧州への投資は減らした。

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