シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP10月の新車販売14%増の5.4万台、乗用車好調

経済

2019年11月29日

10月の新車販売14%増の5.4万台、乗用車好調

 
マレーシア自動車協会(MAA)が11月27日発表した2019年10月の国内新車販売台数は、前年同月比14.0%増の5万3870台だった。前年のタックスホリデーの反動で6〜8月は2けた減が続いていたが、9月から2カ月連続で増加した。前月比では20.6%増加。営業日が多く、年末商戦でにぎわう中で乗用車の販売が伸びた。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが27日付で伝えた。
 
 セグメント別にみると、乗用車は前年同月比15.6%増の4万8987台、商用車は0.5%減の4,883台だった。一方、9月の生産台数は7.7%増の5万5775台。乗用車が10.1%増の5万2191台、商用車が17.6%減の3584台だった。
 
 1〜9月の販売台数は前年同期比1.0%減の49万6861台。乗用車が1.3%増の45万3107台、商用車が20.2%減の4万3752台だった。1〜9月の生産台数は2.0%増の48万1816台。乗用車が3.5%増の45万541台、商用車が15.7%減の3万1275台だった。
 
 MAAは、19年通年では目標の60万台を達成するとみている。調査会社ケナンガ・リサーチも同意見で、18年のようなタックスホリデーによる特需はないが、新モデル投入の盛り上がりで前年比横ばいの約60万台になるとみている。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP10月の新車販売14%増の5.4万台、乗用車好調