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日系企業・社会

2019年11月20日

出光興産、SPS樹脂の製造装置を建設

 
 出光興産はこのほど、ジョホール州パシルグダンにシンジオタクチックポリスチレン(SPS)樹脂の製造装置を建設することを明らかにした。年産能力は9000トン。2022年4月に完工し、同年8月に商業運転を開始する予定。SPS樹脂の製造装置は千葉工場に続き2カ所目で、完成後に同社の年産能力は1万8000トンに倍増する。
 
 SPS樹脂は1985年に出光興産が世界初の合成に成功した樹脂。「耐熱性(融点270度)」「耐熱水性」「絶縁性」「電波透過性」に優れ、電気自動車を含む自動車関連部品、5Gなどの高速通信機器に使用されている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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